Timeの「今年の人」は2度目のオバマ大統領 ティム・クック氏は最終選考の4人に

» 2012年12月20日 10時59分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
 obama TIMEの表紙はバラク・オバマ米大統領に

 Time誌は12月19日(現地時間)、今年最も影響力のあった「Person of the Year 2012」に、11月に米大統領に再選されたバラク・オバマ氏を選出したと発表した。同氏は大統領として初当選した2008年にも“今年の人”に選ばれている。

 Time誌は、オバマ大統領を「新しい米国の象徴であり、創造者でもある」と評価している。

 米Appleのティム・クックCEOは、最終選考の4人に残った。クックCEOの他には、女性が教育を受ける権利を訴え、イスラム武装勢力に銃撃されたパキスタンの人権活動家、マララ・ユスフザイ氏、エジプト革命後に大統領に選出されたムハンマド・モルシ氏、イタリアの素粒子物理学者ファビオラ・ジャノッティ氏が選ばれた。クック氏はユスフザイ氏に次ぐ3番手だった。

 クック氏をインタビューした作家でジャーナリストのレヴ・グロスマン氏は、クック氏を「AppleのCEOには見えず、むしろAppleの製品のようだ。物静かできちんとしており、注意深く仕上げらていながら同時に暖かく、人を引き付ける。彼はジョブズ氏には似ておらず、ジョブズ氏が創造したもののようだ」と評している。

 cook Appleのティム・クックCEOは「No.3」

 最近のiOS 6の地図問題やAppleの株価下落について尋ねられたクック氏は、「私はAppleに15年勤めているから、Appleについてはよく分かっている。(株価下落などの問題の)すべてが予想通りだという意味ではないし、予測できない。だが、予測不可能であることが(Appleの)常なのだ」と答えた。グロスマン氏は、「彼はApple製品と同様、親しみやすいが中身を見せてはくれない」としている。

 Appleは今年、多数の新製品やサービスをリリースし、売り上げも順調だが、これらの製品は(次に出るとみられる“iTV”を含めて)まだジョブズ氏が生前に計画していたものだ。クック氏の真価が問われるのは、その次にAppleらしい予測不可能な製品を打ち出せるかどうかにかかっているとグロスマン氏はインタビュー記事の最後に書いている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー