OS別世界スマートフォン市場シェア、AndroidとiOSが合わせて9割超──IDC調べ

» 2013年02月15日 08時57分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社IDCは2月14日(現地時間)、2012年第4四半期(10〜12月)のOS別世界スマートフォン出荷シェアを発表した。米GoogleのAndroidと米AppleのiOSがいずれも2桁台の伸びで、これら2つのOSを合わせると全体の91%を占める。前期は合わせて71%だった。

 また、2012年11月に端末が発売されたWindows Phone 8が好調で、同四半期のWindows Phone/Windows Mobileの出荷台数は前年同期比150%増の600万台となり、シェアが2.6%に増加した。

Android

 多数のメーカーがハイエンドから低価格まで、幅広いニーズに応える端末を販売したことが、Androidの成長の要因だとIDCは指摘する。通年でのAndroidの出荷台数は前年比で104.1%増という伸びだった。第4四半期は88%増だった。

 Android端末メーカーの中では、韓国Samsung Electronicsのシェアが圧倒的で、42%を占め、それ以外のメーカーはいずれも1桁のシェアだった。

iOS

 9月に発売されたiPhone 5が好調のiOSの第4四半期の出荷台数は29.2%。通年では46%増だった。

 同社は新端末発売時に旧モデルを値下げすることで廉価な端末のニーズに応える戦略をとっており、iPhone 4とiPhone 4SがiOSシェアに占める割合は大きいという。

BlackBerry

 カナダのBlackBerry(旧Research In Motion)のモバイルOS、BlackBerryでは、新OS「BlackBerry 10」のリリースの遅れが大きく響き、出荷台数は第4四半期で43.1%減、通年では36.4%減だった。

 BlackBerry 10搭載端末は1月末に英国で発売されたが、今後は旧プラットフォームからの移行で苦戦するとIDCはみている。

Windows Phone/Windows Mobile

 Windows Phoneでは、同OS全体に占めるフィンランドNokiaのシェアが76%と圧倒的だった。韓国HTCなど他のメーカーは、いずれもAndroid端末も販売している。

2012年第4四半期のOS別世界スマートフォン出荷トップ5(単位:百万台)
順位 OS名 4Q12出荷台数 4Q12市場シェア(%) 4Q11出荷台数 4Q11市場シェア(%) 出荷台数伸び率(%)
1 Android 159.8 70.1 85.0 52.9 88.0
2 iOS 47.8 21.0 37.0 23.0 29.2
3 BlackBerry 7.4 3.2 13.0 8.1 -43.1
4 Windows Phone/Windows Mobile 6.0 2.6 2.4 1.5 150.0
5 Linux 3.8 1.7 3.9 2.4 -2.6
その他 3.0 1.3 19.5 12.1 -84.6
合計 227.8 100.0 160.8 100.0 41.7
(資料:IDC)

2012年通年のOS別世界スマートフォン出荷トップ6(単位:百万台)
順位 OS名 12出荷台数 12市場シェア(%) 11出荷台数 11市場シェア(%) 出荷台数伸び率(%)
1 Android 497.1 68.8 243.5 49.2 104.1
2 iOS 135.9 18.8 93.1 18.8 46.0
3 BlackBerry 32.5 4.5 51.1 10.3 -36.4
4 Symbian 23.9 3.3 81.5 16.5 -70.7
5 Windows Phone/Windows Mobile 17.9 2.5 9.0 1.8 98.9
その他 15.1 2.1 16.3 3.3 -7.4
合計 722.4 100.0 494.5 100.0 46.1
(資料:IDC)
 idc OS別世界スマートフォンシェア推移(資料:IDC)

変更履歴:本文中、Windows Phone 8の発売を2011年11月としておりましたが、正しくは2012年11月です。お詫びして訂正いたします。[2013/2/15 11:10]



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