市場別では、「東証1部」が33社(構成比56.9%)、「ジャスダック」が10社(同17.2%)、「東証2部」が9社(同15.5%)だった。13年までは新興市場の不適切会計が目立った一方、15年から国内外に子会社や関連会社を多く展開する東証1部が増加している傾向が見て取れる。
20年はコロナ禍の影響によって世界的に経済が悪化したことから、21年3月期は特に不適切会計に気を配る必要がある。また、公認会計士の多くが在宅勤務となり、監査法人もリモートによる監査が増加していることから、不正の機会が増える懸念もある。東京商工リサーチは「不適切会計などのチェックに向けた業務フローの見直しが必要になりそうだ」とコメントしている。
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