社会貢献型通販モールを運営するWakeAi(東京都港区)は、企業内で福利厚生とCSR活動を同時に実現するプラン「WakeAiウェルフェア」をリリースした。
WakeAiは、新型コロナウイルスの影響により事業が立ち行かなくなった事業者の商品を通常より安い価格で購入できる「社会貢献型通販モール」を運営。フードロスや食品ロス削減の推進やフードバンク活動などを実施し、SDGs(持続可能な開発目標)の実現も目指している。国内最大のコロナ支援Facebookグループも運営していて、累計13万5000件以上の注文を受注した。
コロナ禍で世界が急速に変化する中、企業の活動もテレワークが推進され大きく変化した。懇親会や福利厚生活動などを積極的に行っていた企業にも変化が生まれ、さらにSDGs実現に向けた、企業としての社会貢献意識も高まっている。
そこで福利厚生を通じた社会貢献活動(CSR活動)として、企業がWakeAiを通じて社会貢献ができるプランを策定し、「WakeAiウェルフェア」をリリースした。
「WakeAiウェルフェア」は、まず福利厚生担当者からヒアリングをし、予算や社員数などを確認する。そしてWakeAiから導入企業の社員が使えるギフト券コードを発行。社員がWakeAiの通販モールを通じて商品を購入する際にギフト券コードが利用できる仕組みだ。社員が「社会貢献型通販モール」の商品を購入することで、社会貢献活動も同時に可能となる。
WakeAiは、今後もSDGsの実現に向けた1つの新しい形のロールモデルとなれる可能性を見いだそうとしている。コロナ禍という低迷した国内情勢の中で、同社のビジネスは成功するか。
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