最後に、全体の視聴者の中で、アニメ「呪術廻戦」を初めて見た人がどれほどの割合だったのかを調査した。第1話は初回のため全ての視聴者が新規となるものの、第2話は34%、第3話は25%と、第1話を見逃した人も20%から30%ほどの割合で地上波放送を視聴している。この割合は第12話では14%まで減少傾向を示していたものの、第13話から第14話にかけて21%まで増加していた。
その理由として、原作の「京都姉妹校交流会編」がスタートしたことで、それまで地上波放送を見ていなかった人も動画配信サービスで後追い視聴をし、地上波放送で新しいエピソードから視聴できるタイミングとなっていたことが挙げられる。このことから新規視聴者が第14話にかけて増加したと推測でき、このタイミングで「呪術廻戦」の注目度がさらに高まったようだ。
見逃し配信やNetflix、Amazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスで後追い視聴ができることから、事業者にとっては新たなアニメファンを獲得できる機会が生まれている。今冬公開の「呪術廻戦」の映画は、どれほどのブームを巻き起こすのか注目だ。
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