「おいしいものを食べたら写真に撮ってブログにアップだー!」と思っているのなら、座る場所から気をつけよう。
入ったお店が混んでなければ、さっと見渡して、できるだけ撮りやすそうな席を選ぶべし。窓がないお店なら照明が明るい場所。席によって全然違うしね。昼間なら窓際。日差しがあると料理が明るくおいしく見えるし立体感も出てくる。
でも大失敗。なぜなら、窓枠の影が落ちて、料理が影になっちゃってる。ああ、もたもたしてるとアイスクリームが溶けちゃう。
そんなときは、さっとお皿の場所を移動し、日差しがきれいにあたる角度を見つけるべし。
アイスクリームを手前にし、日陰にならない場所でさっと1枚。お皿は一部カットしてグッと寄ってみた。
料理のアップもいいけれども、時には「どんなお店でどんな雰囲気」っていうのも大事なことがある。そんなときはちょっと引いてその場の雰囲気を撮ってみるのもいい。
縦位置にして、窓の外が入るようにしてみた。
そうすると、窓際の雰囲気が出る。
大事なのは特徴をつかむこと。
これはおいしいおでんのお店で、ひょうたん型のこんにゃくが魅力的だったのでそれが分かるように撮影。
こちらは「カキフライやってます」といういう小さなポップが楽しかったのでそれをなんとか入れたくて、こんな風になった。おいしいカキフライでありました。京都の老舗洋食屋さん。
続いては「板そば」。せいろではなく「板」の上にそばが薄くのっているのが特徴なので、それが分かるように、めいっぱい寄ってマクロモードで撮影。
つまるところ、色と明るさとピントをきちんと抑えたら、あとは自分が感じたその料理やお店の特徴が出るようにポイントを抑えて撮るべし。特にブログに乗っけるときは、写真のサイズが小さくなるので、ポイントにぐぐっと迫った方が分かりやすくてよいのだ。
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