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撮ってUPして遊べる新世代動画カメラ “bloggie”「MHS-PM5K」レビュー(2/4 ページ)

» 2010年02月17日 08時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
メニューはシンプル。選べるのは顔検出のオン/オフとサイズぐらい
再生時は本体を横にして

 静止画の画質はイマドキのケータイよりちょっと劣るくらい。動画はさすがにきれい。本格的なビデオカメラやHD動画デジカメには劣るが、スナップ用として気軽に撮るには十分な画質だ。ただ近距離の撮影は無理。パンフォーカスなのでピントが合わないしマクロモードもない。できれば1メートル近く離れたい。

 撮影機能は超単純。撮影サイズを変更できるくらいだ。手ブレ補正は電子式だが、フルHD時と60p時には使えない。普段はオフでもいいだろう。動画のフォーマットはMP4(圧縮形式はH.264)とパソコンでの取り扱いを考えた形式だ。撮ったら再生、面白いものが撮れたらPCにつないでアップロードだ。

 ブロギーの本質は「短いHDビデオクリップをたくさん撮って、面白いものが撮れたら公開しちゃえ」である。その作業はメチャクチャ簡単である。PC慣れしてない人でも問題ない。

 まず本体からUSBコネクタを引き出し、PCのUSB端子にさす。そしてブロギー内蔵の「PMB Portable」というアプリを起動する。PC側にアプリがなくてもいいのだ。で、公開したい動画を選び、公開先を選んでクリック。それだけである。近くにUSBを使えてインターネットに接続されているPCかMacがあればいい。これはすごい。

 標準で用意されているアップロード先は静止画/動画用を合わせて5つ。YouTubeのほか、Picasaやmixiフォトアルバムもある。

メディアはメモリースティックDuoかSDカードを選べる(写真=左)。底面のスライダーをスライドさせるとUSBコネクタがせり出てくる(写真=中)USBコネクタをPCのUSB端子に挿入すればストレージとしてマウントできる(写真右)
ブロギー本体が内蔵するPMBPoertableはMac用とWindows用の2種類(画面はMacOS用だがWindows用も同じだ)。ブロギー内の画像や映像を閲覧し、再生し、パソコンにコピーし、ネットで共有というひととおりの機能が揃っている
アップロードしたい写真か映像を選び、アップロード先をクリックするだけで簡単にアップロードできるのは素晴らしい。しかもブロギーが内蔵するアプリを使っているので、作業はシンプルかつ簡単でどのPCでもすぐできる
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