米ソニーは1月5日(現地時間)、開催中の2011 International CESにてコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」の北米向け新製品群を発表した。多くのモデルが裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”を搭載し、AVCHDフルハイビジョン動画撮影や3D静止画撮影などが可能だ。


左から「DSC-HX7」「DSC-TX100V」「DSC-TX10」。HX7は昨年春モデル「HX5V」の後継でGPSも搭載。TX100Vのディスプレイは3.5型のタッチパネルOLEDとなっている。TX10はいわゆるタフネスモデル発表されたのは「DSC-HX7」「DSC-TX100V」「DSC-TX10」「DSC-WX9」「DSC-WX10」「DSC-H70」「DSC-T110」「DSC-W510」「DSC-W530」「DSC-W560」「DSC-W570」の11モデルで、DSC-HX7V、DSC-TX100V、DSC-TX10、DSC-WX10、DSC-WX9の5モデルはいずれも有効1620万画素の裏面照射型センサー「Exmor R」を搭載しており、動画を撮影しながらの静止画撮影を行える。動画について、DSC-TX100Vは1920×1080/60pでの動画撮影にも対応する(他のモデルは1920×1080/60i)。
そのほか、HX7はGPSに高級レンズの「G」レンズを搭載、TX100Vは3.5型タッチパネルOLED、TX10は防水/防じん/耐衝撃性能、WX10は比較的低価格(北米での販売価格は280ドル)ながらもGレンズ搭載といった特徴を持つ。
H70はスタンダードタイプのボディに10倍ズームレンズ、T110はカード型ボディに4倍ズームレンズを搭載するモデル。いずれもスイングパノラマ撮影機能を搭載する。いずれも動画撮影機能は720pとなっている。
W510/530/560/570の“W”シリーズは低価格なエントリーモデルに位置づけられており、W510/530/560の3モデルは26ミリ相当からの4倍ズームレンズ、W570は25ミリ相当からの5倍ズームレンズを搭載する。4モデルともスイングパノラマを搭載し、W570は720pのハイビジョン動画撮影機能を搭載する。
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