おもしろがって遊んでるとバッテリーを消耗する。TX300Vのバッテリーの持ちはあまりよくない。旅行時や終日カメラを使いまくりってときはかなり不安になる。
でも大丈夫。TX300VはUSB充電に対応しており、その上、普通の「microUSB」端子を採用しているのだ(USB充電対応のデジカメは増えているけど、独自の端子を使っていることが多い)。試しに、その辺で売ってる市販のmicroUSBケーブル+USB出力の外付けバッテリ(今回試したのは「エネループモバイルブースター」)をつないだら、普通に充電できました。
もちろんメーカーは保証しないだろうけど、いざとなったら汎用の充電アイテム(試してないけど、コンビニでAndroid用として売ってる外付けバッテリでもイケる気がする)でフォローできるのは安心だ。
外出時の撮影といえば、GPSも忘れてはダメ。
前モデルのTX-100VでもGPSは搭載していたが、今回はさらに進化した。アシストデータを使って測位時間を短くするのは従来と同じで、うまくいけば働けば15〜6秒で測位してくれるわけだが、さらにGPSログ機能がついたのだ。
GPSログをオンにしておくとひんぱんにGPSが働いて軌跡を記録してくれる上に、そのおかげで撮影時の測位も速くなる。GPSログの測位頻度は非公開だが、GPSログを解析したところ、15秒前後の間隔で行っているようだ。これはいい。バッテリの持ちは悪くなるけれども。
デジカメの主な仕事って「撮る・見る」だけれども、それに至る過程や周辺部に手をつけたのがTX300Vのポイントで、それはとても必要なことだと思う。
で、最後にカメラの話。
フロントパネルがガラスで覆われててフラットで硬質感があるTX300Vだけれども、基本的にはTXシリーズであり、屈曲光学系のレンズが本体に埋め込まれている。スイッチを入れるとガラスの裏で内蔵ストロボとレンズ部のカバーが開く。前面に保護ガラスがあるのだからカバーが開くギミックは不要な気もするが、まあそれはそれ。
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