「ホントにチョー簡単なの?」 Eye-Fi Mobiをさくっと使う:スマホ使いはこれで十分(1/2 ページ)

» 2013年06月14日 19時44分 公開
[小山安博,ITmedia]

無線LANで画像を転送するEye-Fiカードを“手っ取り早く”使いたいの

ダイレクトモードに特化して使いやすくなったという「Eye-Fi Mobi」

 「Eye-Fi」は、無線LAN内蔵のデジタルカメラ用メディアカードの先駆けとして登場した製品だ。本来は自宅などの無線LANアクセスポイントに接続して、デジタルカメラで撮影した画像を記録メディアカードから無線LANでPCに転送することを目的としていた。

 シリーズを重ねるに連れて次第に機能を追加していったEye-Fiでは、Eye-Fi View機能を導入し、撮影画像のすべてをEye-Fiのサーバに転送し、そこからさらに、PCやオンラインストレージなどへ画像を転送できるようになった。

 さらにアクセスポイント経由の転送だけでなく、直接PCに画像を無線LANで転送するアドホック接続にも対応した。しかし、こちらは、操作手順が複雑で、かつ、動作が安定せず、利用する機会は少なかった。

 続いて登場したのが「ダイレクトモード」だ。これは、Eye-Fiカードの無線LANをアクセスポイントとして起動し、そのアクセスポイントに接続したPCやスマートフォン、タブレットデバイスに画像を転送する機能だ。このモードを導入したことで、自宅の外にいて自分が使える無線LAN環境もモバイル無線LANルーターもない、といった状況でも、撮影した画像を直接スマートフォンに転送することが可能になった。

 ただ、ダイレクトモードはEye-Fiにとって“オプション”機能という位置づけで、初期設定ではオフになっていた。ダイレクトモードをオンにする場合、Eye-FiカードをPCに接続し、PCでユーティリティソフトの「Eye-Fi Center」からEye-Fiカードにダイレクトモードの設定を行う必要があった。また、Eye-Fiカードがアクセスポイントととして動作するため、接続するスマートフォンでアクセスポイントの設定を事前にしておく必要があるなど、利用するまでに手間もかかった。

 この使い始めるまでの設定が面倒なことを解消しようとしたのが、アイファイジャパンとNTTドコモの提携により生まれた「Eye-Fi Mobile X2 4GB for ドコモ」(Eye-Fiカード01)だ。ドコモのスマートフォン向けに、簡単な設定で使えるEye-Fiカードだ。

 従来のダイレクトモードとは、「ダイレクトモードが初期設定ですでにオン」「スマートフォンを使って設定ができる」という点で異なる。パッケージに付属するカードケースに記載した10ケタの英数字を入力することで、ダイレクトモードの設定が完了し、買ったその場ですぐに利用できるようになった。

 このEye-Fiカード01をベースにグローバル市場向けに改良したのが「Eye-Fi Mobiカード」だ。「ダイレクトモードが初期設定ですでにオン」「スマートフォンを使って設定できる」という点はEye-Fiカード01と同じだが、さらに「ユーザー登録不要」「ダイレクトモードのみ利用可能」「iOS対応」を追加した。

10桁の英数字を入力するだけの簡単設定

 購入したEye-Fi Mobiのカードケースには、10ケタの英数字を記載している。あわせて、スマートフォンやタブレットには、あらかじめEye-Fiアプリをインストールしておく。アプリのダウンロードはカードケースに記載しているURLから無料で行える。

カードケース裏面に記載している10ケタの英数字を入力する

 インストールしたEye-Fiアプリを起動すると、まずEye-Fi Mobiの認証で必要な「10ケタの英数字」を入力する画面を表示する。ここで、カードケース裏側にあった「10ケタの英数字」を入力する。そのまま画面の指示に従って作業を進めると、自動的にEye-Fi Mobiのダイレクトモードの設定が終了する。iOSの場合は、無線LANのプロファイルをインストールする形だが、設定自体は難しくない。Androidはそういった作業自体が必要ない。

Eye-Fiアプリを起動すると、アクティベーションコードの入力を求めてくるので、ここでカードケース裏側にある10ケタの英数字を入力する。画面はiPad miniだが、Android版でも同様だ(写真=左)。iOSの場合は、無線LANのプロファイルをインストールすることで、無線LANの設定を自動で行う。Android版はこの作業そのものが不要だ(写真=右)

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