名城大学、Microsoft Dynamics CRMで学習支援体制を整備

名城大学はマイクロソフトと提携し、ITを活用した教育環境の整備を進めると発表した。

» 2009年10月13日 21時02分 公開
[ITmedia]

 名城大学は10月13日、マイクロソフトと提携して、ITを活用した学習支援の教育環境を整備していくと発表した。すべての学生、職員を対象としたマイクロソフト製品のライセンス契約を結ぶほか、同社の顧客関係管理(CRM)システムを活用した情報管理を進めていく。

 今回の提携では、名城大学とマイクロソフトが製品の利用における包括的なライセンス契約を結ぶ。約1万8000人の名城大学の全教職員および学生は、学内や自宅から最新バージョンのソフトウェアを利用できるようになる。

 マイクロソフトのCRM「Microsoft Dynamics CRM」の導入も進め、学生の履修や成績、出欠、学習の進ちょくなどを一元管理する体制を整える。また、統合開発環境「Visual Studio」やデザインツール「Expression Studio」などのソフトを無償で活用できるプログラム「Microsoft DreamSpark」にも参加。これらのソフトやツールを使った理工学部向けの講義を12月に導入する。

 名城大学の下山宏学長は「企業向けCRMを学生の学習目標設定や実施のツールとして導入する点、1万8000人が大学内や自宅から最新のIT環境を利用できる点などが提携の柱」とコメントを寄せている。

提携を発表した記者会見の様子 提携を発表した記者会見の様子。左はマイクロソフト 執行役 常務 パブリックセクター担当 大井川和彦氏。右は名城大学 下山宏学長(出典:マイクロソフト)

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