急な呼び出しにもかかわらず来てくれてありがとう
調子はどう?
はぁ。実は誰かに個人情報を盗まれて信用度がぐちゃぐちゃ
ひと月ほどヒゲをそらなかったらテロリスト候補のリストに載ってしまった
上司は俺のことが嫌いで、ひどい仕事ばかりやらせて俺をやめさせようとしている
何とも悲惨な人生を歩んでおられる……。そもそも、ディルバートはどうして彼に会いたかったのでしょうか……気になる〜!
1コマ目、on/at short noticeとは、間際になってからの通知や呼び出しのことです。日常会話では、例えば急なお願いを頼むときに“Thank you. I'm sorry for such short notice(ありがとう。急なお願いでごめん)”とか、“Do you think you can find a replacement on such short notice?(こんな直前で代理を探すことができる?)”と使います。
Identity theft(個人情報窃盗)は、今のIT時代に多くの人が常にさらされているリスクですが、ネット関連のなりすましのことをspoofing(スプーフィング)というのはIT業界の読者の皆さまはご存じかと思います。その語源ですが、もともと手に握ったコインの数を当て合う“spoof”というゲームが「だます」を意味するようになり、そこからネット上のなりすまし詐欺などを言うときにも使うようになったようです。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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