陪審員として裁判に参加することになったウォーリー。妙に自信満々のわけは……?
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イヤー!! ウォーリーが陪審員の裁判で裁かれたくな〜い! 彼のことだから仕事を正当に休むために、あえて評議で反対意見ばかり言って裁判を長引かせそう……!
“Jury duty”とはアメリカの陪審員制度において、一般市民が陪審員として選ばれた際、裁判に参加する義務のことを言います。日本でも最近では裁判員制度で裁判に呼び出されることがありますが、日本と違いアメリカでは、よほど特別な理由がない限り、いったん選ばれると法的には断れませんし、ウソをついて逃れようとしたり、呼び出しを無視すると厳罰が課せられます。
なお、8コマ目の“to serve justice”は「正義のための務めを果たす」ことですが、似た表現に“justice has been served”があります。こちらは「正義が果たされた」、つまり「当然の報い」という意味で使います。また“bring him to justice”というと「法に照らして人を裁く」「人を裁判にかける」「処罰する」という意味になります。それぞれ微妙に違うので使い方を間違わないように気を付けてください。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
登場人物紹介:アリス [Alice]
登場人物紹介:アシュック [Asok]Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.