今から、僕の作業が終わるだろうと君が想像する時までの間には、いろいろなことが起こりうる
俺が分かると言ったらうそつきになるし、君もうそつきの同僚は欲しくないだろ?
何ごとも素直に応じないウォーリー、今年も彼のホラ吹き、屁理屈、逃げ口上は健在です!
と、いうことで、「うそ」にまつわる表現を幾つかご紹介。“a barefaced liar”とは「簡単にうそをつく人」のこと。“barefaced”とは、そもそも「素顔」を意味しますが、1600年代、ほとんどの男性が立派な頬ひげを生やしていたところに、ひげをそって素顔をさらすことを大胆なことと見なしていたことから、「公然と」や「厚かましい」「ずうずうしい」という意味を持つようになり、この表現が生まれたといわれています。
また似たような表現に“lie through one's teeth”があります。「しらじらしいうそをつく」という意味で、“You can tell the boy is lying through his teeth.”(あの子しらじらしいうそを言っているのが分かるわ)と使います。この表現もかなり古いようですが、語源はよく分からず、一説にはしらじらしくうそをつくために歯を見せて薄ら笑いを浮かべている様子をいっているとのことです。
いずれもウォーリーのような“言い訳の達人”のために作られた言葉のようですね。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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