スッパ抜き記事や暴露本って“まゆつばもの”かもしれませんが、「火のないところに煙は立たない」って言いますもんね……?
● ● ●
えーっと、つまり内通者って……そこの赤いシャツのお兄さん?
形容詞として使う“tell-all”とは読んで字のごとく「全てを言う」、つまり「内幕を全て暴露する」ことを目的とした本や映画などのことで、“tell-all book”とか“tell-all movie”と使います。
最近話題になった暴露本では、米大統領のトランプ氏を題材にした“Fire and Fury”(邦題:炎と怒り)などが記憶に新しいかと思います。
暴露することそのものは“to expose”とか“to reveal”などの動詞があり、フランス語のアクサン記号を付けて“exposé”とすると「すっぱ抜き」という名詞になり、「エクスポゼ」とフランス語風に発音します。
また“kiss and tell”という表現がありますが、「キスをして、話す」、つまり「有名人との性的関係を公にする」ことをいいます。また「秘密を暴露する」「信頼を裏切る」という意味もあるので、“I don't kiss and tell.”(私は秘密を漏らさない)と使うこともできます。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
登場人物紹介:アリス [Alice]
登場人物紹介:アシュック [Asok]Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.