(購買部長)
3社から見積もりを取らないと、この購入は認められないな
このような製品を作っているのは、世界で2社しかありません
君一人のためにルールを曲げたら、全員が私にルールを曲げるよう求めてくるじゃないか
そうすることが最も理にかなっている場合にのみ、ルールを曲げればいいのでは?
みんなそれぞれルールを曲げるべき正当な理由があると思っている
本当の理由は、学生の頃いじめにあって、今はその復讐に仕事を利用しているとか?
あちゃ、図星だったようで。部長さんも悲しい幼少期を過ごしたのね。
「いじめ」のことを“bullying”といいますが、この“bully”という言葉、なんともともとは「ハニー」のように、男女問わず「愛する人、愛人」を呼ぶ呼称だったそうです。その後、「勇ましい、勇敢な男性」を指すようになり、そこから“悪化”して、「売春婦のヒモ」を指す言葉になり、18世紀には「弱いものいじめをする」という動詞として使われるようになりました。
なお、社会問題にもされる「(悪意のある)いじめ」や「ハラスメント」ではなく、単に面白がったり、ちょっかいを出すなど、「からかう」ことをいいたいときは、“tease”を使います。例えば、“Everyone teased him for being afraid of cockroaches.”(ゴキブリを怖がる彼をみんなはからかった)のように使います。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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