ボスの目をかいくぐり、なんとか会議中にスマホチェックしたいディルバートが考え出した作戦とは……?
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「プリンタの上にリス」より「足元にゴキブリちゃん」の方が、“目くらまし”のインパクトがあったりして!?
「目くらまし」を表す表現には、“diversion”や“smoke screen”などがあります。
“smoke screen”は、「煙幕」のことで、「煙を使ってこちらの動きを相手から見えなくする」意味の軍事用語から、「真の意図を隠すための偽装」のことを指すようになりました。また“His campaign promises were just a smokescreen to hide his poor moral conduct.”(彼の選挙公約は品のない行動を隠す目くらましにすぎない)のように、単語を分けずに“smokescreen”とするときもあります。
また、「人の気をそらしたり、惑わせたりするような情報」というニュアンスの「目くらまし」のことを“red herring”といいますが、これは文字通りの「赤いニシン」という意味ではなく、「ニシンの燻製」のことです。猟犬の訓練に臭いが強い燻製ニシンを用いたところから、「相手の気を散らして惑わせるもの」という意味で使われるようになりました。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
登場人物紹介:アリス [Alice]
登場人物紹介:アシュック [Asok]Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.