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» 2019年08月29日 08時00分 公開

ディルバート(619):地球規模の言い訳

プロジェクトの失敗の責任逃れをしたいボスが考え出した“不自然に聞こえない”言い訳とは……?

[スコット・アダムス,ITmedia]

このプロジェクトの失敗の責任を押し付けるスケープゴートが必要だな


われわれの責任ではないと信じる者は誰もいませんよ


冗談だろう?


人は何でも信じる


われわれが誰よりも先に状況を設定すればいいのさ


まぁ、われわれのウソを本当っぽく聞かせるなら可能かもしれませんが

それはやり過ぎだ


本当っぽくする必要はないと?

微塵もない


気候変動のせいでわれわれのプロジェクトは失敗しました

まぁ、そんなところだろうな


  


 ウソが壮大すぎると人は信じてしまうのか……。

 “frame the situation”とは、「状況を設定する」ことですが、“frame someone”というと、「人に罪を着せる、人を陥れる」という意味になります。例えば“The gang framed him up for murder.”(ギャングは彼に殺人のぬれぎぬを着せた)のように使います。

 “overkill”は、直訳すると「殺し過ぎ」、つまり「行き過ぎ」とか「やり過ぎ」という意味です。もともとは、核兵器などによる「過剰殺りく」のこと。これは冷戦時代、米国とソ連が軍拡競争の果てに“人類を死滅させるのに必要な殺傷力の何倍もの核兵器”を保有したことから使われるようになった言葉です。最近ではゲームなどで、相手に必要以上の攻撃を行ったときに使われているようです。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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