このプロジェクトの失敗の責任を押し付けるスケープゴートが必要だな
まぁ、われわれのウソを本当っぽく聞かせる なら可能かもしれませんが
それはやり過ぎだ
気候変動のせいでわれわれのプロジェクトは失敗しました
まぁ、そんなところだろうな
ウソが壮大すぎると人は信じてしまうのか……。
“frame the situation”とは、「状況を設定する」ことですが、“frame someone”というと、「人に罪を着せる、人を陥れる」という意味になります。例えば“The gang framed him up for murder.”(ギャングは彼に殺人のぬれぎぬを着せた)のように使います。
“overkill”は、直訳すると「殺し過ぎ」、つまり「行き過ぎ」とか「やり過ぎ」という意味です。もともとは、核兵器などによる「過剰殺りく」のこと。これは冷戦時代、米国とソ連が軍拡競争の果てに“人類を死滅させるのに必要な殺傷力の何倍もの核兵器”を保有したことから使われるようになった言葉です。最近ではゲームなどで、相手に必要以上の攻撃を行ったときに使われているようです。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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