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LG電子、Mark Levinson創業者と音楽ケータイを共同開発

» 2007年12月06日 16時44分 公開
[佐々木朋美,ITmedia]
photophoto LG電子の「Rhapsody in Music Phone」。カラーはブラックとホワイト

 韓LG電子は、米国のオーディオブランドである「Mark Levinson」の創業者、マーク・レビンソン氏が開発に参加した「Rhapsody in Music Phone」(LG-LB3300:LG Telecom向け)を発表した。“手の中のオーディオ”をコンセプトに、音楽専用チップを内蔵してオーディオ機器に匹敵する自然な音を携帯電話で実現したという。

 開発に参加したマーク・レビンソン氏は、イコライザによる音質補正機能や、専用のカナル型イヤフォンの設計などを手がけたという。

初出時、オーディオブランドの「Mark Levinson」が端末開発にかかわっているかのような表記を行いましたが、端末開発に参加したのはマーク・レビンソン氏個人であり、Mark Levinsonは一切関与しておりません。ここに訂正しお詫び申し上げます(編集部)

 イコライザは、ナチュラル/ポップ/クラシック/ジャズなどを始めとした8種類のモードを用意。音楽ジャンル別やアルバム別、ミュージシャン別などによる選曲が可能なほか、歌詞表示機能も搭載した。プリセットコンテンツとして、韓国の著名な歌手7組が参加して作った楽曲「Rhapsody, The Soul of Sound」を内蔵。この曲はLG-LB3300でしか聴くことができない限定版だ。

photo 「Rhapsody in Music Phone」を手にしたマーク・レビンソン氏(左から3番目)と、「Rhapsody, The Soul of Sound」に参加した韓国の有名歌手たち

 本体前面には、ステレオ機器をほうふつとさせるホイールキーを配置。これを指で回すことで、選曲や再生、早送り/巻き戻し、ボリューム調節などを行う。ホイールキーを回すと、指の動きに合わせてホイール周辺のLEDが点灯し、イルミネーションが楽しめる。また、音楽プレーヤーを直接操作するタッチボタンも別途レイアウトされている。

 メインディスプレイは2インチのTFT液晶を採用し、内蔵メモリは1Gバイト。2Mピクセルのカメラ、地上波DMB、Bluetoothに対応した。当初のボディカラーはブラックとホワイトの2種類だが、2008年2月にはピンクも追加される予定。価格は49万9400ウォン(約6万円)。

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