パナソニックブースの注目は、新世代のプラズマパネル「Neo PDP」テクノロジーや「3Dプラズマ・シアターシステム」(→関連記事)など、プラズマディスプレイとBlu-ray Discを活用した新提案に注目が集まりそうだ。もちろん、プラズマテレビ「VIERA」やBDレコーダー「DIGA」、デジタルカメラ「LUMIX」など多彩な新製品も並べる。
シャープは、液晶テレビ“AQUOS”の製品ラインアップを一堂に展示。プレミアムモデルの「Rシリーズ」、“リビングのメインテレビ”を目指す「Gシリーズ」、豊富なカラーバリエーションをそろえた「Dシリーズ」などを紹介する。AQUOSブルーレイコーナーでは、MPEG-4/AVCトランスコーダーによる5倍録画などを訴求する予定だ。
またパイオニアとのコラボレーションコーダーを用意。AQUOSと同社製携帯電話、パイオニア製カーナビゲーションシステムのシームレスな連携によるユビキタス生活のデモンストレーションを披露するという。
三菱電機は、国内の一般展示会としては初めてレーザーテレビを出展する。レーザーテレビは、光源に3原色半導体レーザーを使用することにより、従来方式よりも高色域化と大幅な省電力化を果たしたというもの。今秋に北米で発売する予定だが、国内販売は未定。
製品紹介コーナーでは、液晶テレビ“REAL”「MZW200」シリーズなどにくわえ、コンテンツを無線伝送するBDレコーダーと液晶テレビのコンセプトモデルを展示する(→関連記事)。
ホール1の最奥部にブースを構えるパイオニアは、プラズマテレビ「KURO」やホームシアターシステムの新ラインアップを披露する。
また、ブースとは少々離れているが、2ホールの入り口付近に2つのリスニングルームを構える予定。リスニングルームでは、カロッツェリアの高級カーオーディオシステムおよび高級スピーカー「TAD」の試聴会を開催する。なお、「TAD Reference One」の試聴では、参考出展のTADアンプと組み合わせた音を聞くことができる。このほか、同社ブースにも“シャープ協業”コーナーが設けられる。
ビクターブースでは、世界初公開という「新しいスタイルのスリム液晶テレビ」をはじめ、次世代高画質エンジンやLEDバックライト液晶テレビ、通常のフルハイビジョン映像を3Dに変換する技術といった技術展示が充実しそうだ。新開発の8K4K(8192×4320ピクセル)D-ILAデバイスを使用した8Kプロジェクターのデモンストレーションも予定している。
また、1ホールには別室のリスニングルームを用意。先日発表したD-ILAホームプロジェクターのハイエンドモデル「DLA-HD750」の画質を体験できる。
CEATEC JAPAN 2008の開場時間は、9月30日が12時から17時、10月1日〜4日は10時〜17時となる。入場料は一般1000円、学生500円。公式Webサイトで事前登録を行うと無料になる。
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