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» 2010年01月22日 09時00分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第124回 冬と野鳥の関係 (2/2)

[荻窪圭,ITmedia]
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 お次はカイツブリ。水に長時間もぐってエサを探すのが得意。

photophotophoto 正面斜めから日差しが当たっているので家の色も顔もよくわかる(写真=左)、顔に日差しがあたっているので首筋が影になって茶色い毛が黒く写ってる(写真=中)逆光(写真=右)

 どんな写真を撮りたいかにもよるので、一概に逆光が悪いとはいえないけど、鳥の姿形をはっきり撮りたいときは日差しに注意だ。むしろ、鳥がいい方向を向いてくれるのを待つ感じ。あっちむいたりこっちむいたりするので、撮りやすい方向を向くのを待つのだ。

 公園や川や池や海辺でのんびりとタイミングを待つのも時には悪くない。じっと待ってるとこんな迫力あるすがたを見せてくれたりもするし。

photo セグロカモメ(だと思う)が叫んだ瞬間

 背景と被写体の明るさに大きな差があるときは露出補正もすごく重要になる。白い鳥や黒い鳥の時は特に大事。例えばサギ。水面にいるサギを見下ろすと、背景は暗い水面、サギは白。さらに順光だったりするとこうなる。

photo

川面になんやよくわからん真っ白い物体がいるだけ。白飛び。

 でマイナスの補正をかける。

photophoto -1の補正。少しまともになったがまだ白すぎ(写真=左)、-2の補正。背景は暗くなったが白いサギは完璧(写真=右)

 マイナスの補正をするとシャッタースピードがはやくなるのもうれしい。じっとしてない鳥は少しでもシャッタースピードを上げて撮りたいのである。カメラによりけりだけど、背景が暗いとき(水面など)はもう基本的にマイナスの補正をかけて撮る、と思っていい。

春になるとまた春の楽しさが

 鳥を撮るときに注意するもうひとつのポイントはシャッタースピード。できれば1/500〜1/1000秒くらい確保したい。日差しが当たってないときは、感度を上げる。

photo 地面に下りて土の中の虫をほじくってるアオゲラ。ISO200でシャッタースピード1/160秒。ちょっとぶれてしまった。
photo ISO500にあげてシャッタースピード1/800秒。これならよほど高速に動かない限り大丈夫。

 春になるとつがいができ、子育ての季節になる。

photo 色がきれいなので人気が高いカワセミ

 給餌といえばカワセミ。子供をつれて練り歩くといえばカルガモ。

photo カルガモの親子。

 夏が近づくとツバメの季節。ツバメの給餌はヒナの様子を見ているとわかる。

photophotophoto じっとしてたヒナたちが(写真=左)、騒ぎ出したらカメラの用意(写真=中)、親鳥がやってくるのだ(写真=右)

 鳥は意外に身近にいるもの。望遠レンズを持ち、鳴き声に耳をそばだてながら散歩してみるのもいい。時には思わぬ派手な鳥にでくわすかもしれない。

photo 公園を散歩してたら突如現れたキジのオス。あわてて望遠レンズにつけかえて撮影

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