アクトビラは3月18日、2010年夏に「3Dコンテンツの映像配信サービス」を開始すると発表した。
テレビメーカー各社が今年発売する3Dテレビに対応。アクトビラ内に3D専用サイトを設け、ストリーミングによるコンテンツ配信を行う。なお、サービスの仕様やコンテンツの内容、数量、価格、対応するテレビの機種といった詳細は未定。「決まり次第、改めて案内する」としている。
3Dテレビは、既にパナソニックやソニーが発表済み。コンテンツ面でも、CATVのJ:COMがVoDで、スカパー!HDは衛星デジタル放送で提供を表明するなど、動きが活発化している。
- 選べる3Dテレビ、ソニーが発表
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”の新製品として、3D対応モデルやHDD内蔵モデルを含む6シリーズ15機種を発表した。あわせて「プレイステーション3」の3DゲームおよびBlu-ray 3Dへの対応についても、スケジュールを明らかにしている。
- 3D対応が衛星放送やCATVから進む理由
3Dテレビが実用化に向かうきっかけとなったのは映画だったが、実際に3Dテレビが発売された後は、もっと日常的に3D映像を楽しめるチャンスを増やす必要があるだろう。
- スカパー!HD、2010年夏に3D放送を開始
スカパー!JSATは、2010年夏よりハイビジョン多チャンネル放送「スカパー!HD」で3D放送を開始する。ライブ性が生きるスポーツコンテンツを中心に展開。
- VoDで3D、J:COMが正式発表
J:COMは、ビデオ・オン・デマンドによる3Dコンテンツの配信サービスを4月から提供すると発表した。
- パナソニック、3Dテレビを発表
パナソニックは2月9日、3D対応の「VIERA」や「DIGA」など6製品を発表した。4月下旬に発売する予定だ。
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