ソニーは12月20日、2011年に発売したタブレット端末「Sony Tablet S/Pシリーズ」に向け、「ワイヤレスお出かけ転送」やリモコンのマクロ機能などを追加するファームウェアアップデートを提供すると発表した。「今回のアップデートにより、現行機種のXperia Tablet Sに搭載されている多くのアプリケーションや機能を利用できる」(同社)。
Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート(release5a)。まず、Facebookやニュースサイトに投稿された最新情報を一覧できるソーシャルニュースマガジンアプリ「Socialife」が追加されるほか、ソニー製Blu-ray Discレコーダーやソニー・コンピュータエンタテインメントの「nasne」からSony Tabletに対して録画済み番組をWi-Fi経由で転送する「ワイヤレスお出かけ転送」のサポート、赤外線リモコン機能で複数機器の操作を一括して行えるマクロ機能(Sシリーズのみ)などが追加される。
メディア再生アプリケーションも刷新。Xperia Tabletと同じ「WALKMAN」アプリ、「アルバム」アプリ、「ムービー」アプリに変更され、従来の「ビデオプレイヤー」「ミュージックプレイヤー」「DLNA」アプリは削除される。またSony Tablet Pシリーズでは「Youtube」アプリが追加されるという。
「スモールアプリ」機能には、「タイマー」と「ボイスレコーダー」の小画面表示を追加。ウィジェットをスモールアプリとして利用する機能も利用できる。
このほか、ゲストモードの追加、Xperiaスマートフォンに対してテザリング機能オン/オフをタブレット側から操作できる「Xperia Link」の追加、SDXCカードを使用した際にカード内のデータが破損するといったトラブルの改善などが挙げられる。
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