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進化した「LG Smart TV」、7シリーズ17機種を一挙投入(2/2 ページ)

» 2013年04月03日 19時36分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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2.6ミリの狭額縁モデルも登場

 新製品のデザインコンセプトは、「Artistic Innovation」。例えば55V型の「LM9600」では、ベゼルが2.6ミリまで細くなった。「業界で横幅の最も小さい60V/55V型ができた」(同社)。スタンドは、存在感をなくすことを意図してデザイン。新たに「マジックスイーベル」と名付けたスイーベル機能により、軽い力でも簡単に画面を左右に角度調整できるという。

最上位モデル「55LA9600」の細部。ベゼルが2.6ミリまで細くなった

 画質面では、画質エンジン「TRIPLE XDエンジン」が進化。動画ボケを抑えるLEDのダイナミックスキャニングなどで画質も磨いた。また上位モデルに採用されている直下型LEDバックライト搭載の「NANO FULL LED」では、ローカルディミングを「従来比3倍の精密さで制御」(同社)するという。

画質面も強化した

 このほか、音響面ではサブウーファー付きの2.1chスピーカーを搭載したモデルが従来の2モデルから3シリーズ8モデルへと拡大した。また、ベーシックモデルを除き、偏光方式の3D表示をサポート。オプションの3Dメガネもバリエーションを増やしたほか、「Dual Play」用のメガネなども継続してオプション販売する。


 発表会であいさつに立った同社マーケティング統括常務の李起旭氏は、「リラックス、メガコンテンツ、サイズアップのコンセプト強化した。ホームエンタテインメントを追求し、新しい価値を提供する」と話す。ただし、日本市場参入時にかかげた「5年後に市場シェア5%」という目標については、「まだ日本全国をカバーできているわけではない。課題はあるが、着々と数字は出している」とするにとどめた。なお、韓国で1月に発売したホワイト有機EL搭載の55V型テレビや、年初の「International CES」で発表した4Kテレビの投入に関しては、「日本では放送規格やコンテンツの動向を見ながら決めたい」と話している。

左から「LA9600シリーズ」、「LA8600」シリーズ、「LA6600」シリーズ

シリーズ名 型番 画面サイズ 実売想定価格(オープン) 発売時期
LA9600 55LA9600 55V型 35万円前後 7月上旬
LA8600 60LA8600 60V型 35万円前後 7月上旬
  55LA8600 55V型 28万円前後 6月下旬
  47LA8600 47V型 23万円前後 6月下旬
42LA8600 42V型 17万円前後 6月下旬
LA6600 55LA6600 55V型 23万円前後 4月下旬
47LA6600 47V型 17万円前後 4月下旬
42LA6600 42V型 14万円前後 4月下旬
32LA6600 32V型 9万円前後 4月下旬
LA6400 55LA6400 55V型 21万円前後 4月下旬
  47LA6400 47V型 16万円前後 4月下旬
  42LA6400 42V型 13万円前後 4月下旬
  32LA6400 32V型 8万円前後 4月下旬
LA6200 60LA6200 60V型 27万円前後 4月下旬
LN570B 32LN570B 32V型 6万円前後 4月下旬
LN4600 26LN4600 26V型 5万5000円前後 4月下旬
22LN4600 22V型 4万5000円前後 4月下旬
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