新製品のデザインコンセプトは、「Artistic Innovation」。例えば55V型の「LM9600」では、ベゼルが2.6ミリまで細くなった。「業界で横幅の最も小さい60V/55V型ができた」(同社)。スタンドは、存在感をなくすことを意図してデザイン。新たに「マジックスイーベル」と名付けたスイーベル機能により、軽い力でも簡単に画面を左右に角度調整できるという。
画質面では、画質エンジン「TRIPLE XDエンジン」が進化。動画ボケを抑えるLEDのダイナミックスキャニングなどで画質も磨いた。また上位モデルに採用されている直下型LEDバックライト搭載の「NANO FULL LED」では、ローカルディミングを「従来比3倍の精密さで制御」(同社)するという。
このほか、音響面ではサブウーファー付きの2.1chスピーカーを搭載したモデルが従来の2モデルから3シリーズ8モデルへと拡大した。また、ベーシックモデルを除き、偏光方式の3D表示をサポート。オプションの3Dメガネもバリエーションを増やしたほか、「Dual Play」用のメガネなども継続してオプション販売する。
発表会であいさつに立った同社マーケティング統括常務の李起旭氏は、「リラックス、メガコンテンツ、サイズアップのコンセプト強化した。ホームエンタテインメントを追求し、新しい価値を提供する」と話す。ただし、日本市場参入時にかかげた「5年後に市場シェア5%」という目標については、「まだ日本全国をカバーできているわけではない。課題はあるが、着々と数字は出している」とするにとどめた。なお、韓国で1月に発売したホワイト有機EL搭載の55V型テレビや、年初の「International CES」で発表した4Kテレビの投入に関しては、「日本では放送規格やコンテンツの動向を見ながら決めたい」と話している。
シリーズ名 | 型番 | 画面サイズ | 実売想定価格(オープン) | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
LA9600 | 55LA9600 | 55V型 | 35万円前後 | 7月上旬 |
LA8600 | 60LA8600 | 60V型 | 35万円前後 | 7月上旬 |
55LA8600 | 55V型 | 28万円前後 | 6月下旬 | |
47LA8600 | 47V型 | 23万円前後 | 6月下旬 | |
42LA8600 | 42V型 | 17万円前後 | 6月下旬 | |
LA6600 | 55LA6600 | 55V型 | 23万円前後 | 4月下旬 |
47LA6600 | 47V型 | 17万円前後 | 4月下旬 | |
42LA6600 | 42V型 | 14万円前後 | 4月下旬 | |
32LA6600 | 32V型 | 9万円前後 | 4月下旬 | |
LA6400 | 55LA6400 | 55V型 | 21万円前後 | 4月下旬 |
47LA6400 | 47V型 | 16万円前後 | 4月下旬 | |
42LA6400 | 42V型 | 13万円前後 | 4月下旬 | |
32LA6400 | 32V型 | 8万円前後 | 4月下旬 | |
LA6200 | 60LA6200 | 60V型 | 27万円前後 | 4月下旬 |
LN570B | 32LN570B | 32V型 | 6万円前後 | 4月下旬 |
LN4600 | 26LN4600 | 26V型 | 5万5000円前後 | 4月下旬 |
22LN4600 | 22V型 | 4万5000円前後 | 4月下旬 | |
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