フィリップス ライティング ジャパンは4月5日、照明や家電などをiPhoneなどと連携可能にする、AppleのHomeKitに対応した「Philips Hue ブリッジ」を発表した。Philips Hue ブリッジを使うことでiPhoneやiPadからスマートLED照明「Philips Hue」を操作することができるようになる。同日から全国のApple StoreとApple Online Storeで販売する。価格はオープンで、予想実売価格は7400円(税別、以下同様)。また、Philips Hue 3個とPhilips Hue ブリッジ1台をセットにした「Philips Hue スターターセット v2」も用意する。価格はオープン、予想実売価格は2万6000円。スターターセット v2に含まれるHueは、1600万色以上の色彩を表現できるLED照明で、最大800ルーメンと従来よりも明るさが33%アップした。
AppleのHomeKitに対応することで、iPhoneやiPadのアプリ上からの操作の他、Siriに話しかけることによって好きな色や明るさ、消灯などが設定可能になる。手にiPhoneなどを持っていなくても、Apple WatchのSiriからも指示することができる。ブリッジ1台に接続可能なHueは50個で、それぞれのHueにアプリ上から名前をつけて区別することで個別に色を変え、部屋ごとのムードに合わせられる。
発表会では、ITジャーナリストの林信行氏とメンタリストのDaiGo氏がそれぞれHueの魅力を語った。
「家にいる時はずっと閉じこもって仕事をしているので、外の天気が分かるように雨が降ったら照明を青くするようにしています。また、仕事中はMacに時計を表示しないようにしているのですが、まったく時間が分からないとだらだらしてしまうので30分ごとに照明を点滅させて時間を知るという使い方をしています」(林氏)
「何時にどういう光がいいかというのが心理学的に分かっているので、青めの色は活動量が上がるので朝や昼はそれにして、日が落ちてくるにつれて黄色っぽい色に変えて睡眠の質を良くするように設定していますね」(DaiGo氏)
フィリップス ライティング ジャパン マーケティング部部長の久保徳次氏は、「世界ナンバーワンのライティングメーカーとして、AppleのHomeKitと連携してユーザーの生活にIoT体験を提供していきたい」と語った。
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