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渋滞を“見る”から“回避する”ナビへ――パナソニックがSSDポータブルナビ「ゴリラ」3機種を発売デザイン一新

» 2016年05月11日 17時13分 公開
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 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは5月11日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3モデルを発表した。いずれも価格はオープンプライスで、6月上旬に発売する。

左から「CN-G1000VD」「CN-G700D」「CN-G500D」

 全モデルのデザインを一新、シルバーフレームと薄型ボディーを新規に採用した。3モデルの共通機能として、内蔵16GバイトのSSDメモリ(地図データ)、ワンセグチューナー、GPSと日本の準天頂衛星みちびき、ロシアのグロナスに対応する「トリプル衛星+Gジャイロ」機能を搭載している。また、いずれもリチウムイオン電池を内蔵し、最大約1時間30分(CN-G500Dのみ約2時間)のバッテリー駆動が可能だ。

最上位機種「CN-G1000VD」

CN-G1000VD

 CN-G1000VDは、7V型液晶ディスプレイ(800×480ピクセル)を搭載する最上位モデル。ポータブルタイプでは初めて新交通情報サービス「VICS WIDE」に対応し、同社AV一体型カーナビ「Strada」で好評という「スイテルート案内」機能を搭載した。「刻々と変わる交通情報をもとに渋滞を回避し、より速く快適に目的地へ到着するルートを案内する」(同社)という。

 本体サイズは、176.5(幅)×21.5(奥行き)×113.7(高さ)mm、重量は約360g。市場想定価格は6万円前後(税別)。

「CN-G700D」

CN-G700D

 CN-G700Dは、7V型液晶ディスプレイ(800×480ピクセル)搭載の普及モデル。CN-G1000VDの機能から、VICS WIDEや道路マップ更新、OBD2(On-board diagnostics2:自動車の自己故障診断情報を取得する機能、要アダプター)、リアカメラ、Bluetoothといった機能を省いた。

 本体サイズは、176.5(幅)×21.5(奥行き)×113.7(高さ)mm、重量は約355g。市場想定価格は、5万円前後(税別)。

「CN-G500D」

CN-G500D

 CN-G700Dは、5V型液晶ディスプレイ(800×480ピクセル)の普及モデル。軽自動車などのかわいい内装やインテリアにもフィットするよう、丸みを帯びたデザインを採用している。CN-G700Dと同様、VICS WIDEや道路マップ更新、OBD2、リアカメラ、Bluetoothといった機能には対応していない。

 本体サイズは、129(幅)×17.8(奥行き)×86(高さ)mm、重量は約200g。市場想定価格は、3万5000円前後(税別)。

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