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第186回 曇天と水着とアングルの関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/3 ページ)

» 2016年07月18日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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アクションカムで動画を撮ってみる

 今回、海へ行ったのにアクティブな写真がない! というわけで、最後にちょっと動きを入れてみた。

 いまどき、海へ遊びに行くのならアクションカムは欠かせないでしょう、ということで最新モデル、ソニーのHDR-AS300Rである。

 アクションカムはすごく広角なので、手で持つよりは自撮り棒に装着した方がさまざまなアングルを楽しめてよい。高い位置から俯瞰で捉えると、みんなで遊んでる様子がより分かる。

オスカープロモーション 佐藤杏奈

 まずは自撮り棒+HDR-AS300Rで水遊び。

自撮り棒の先にHDR-AS300Rを付けて水中も撮影

 HDR-AS300Rは、ワイヤレスのリモートコントローラーが使えるのだが、カメラが水中にあるときは使えない(電波が届かないため)ので注意。でも水中でもかなりきれいだし、ハウジングに入れちゃえばけっこうラフに扱える。

海から上がる佐藤杏奈さん

 しかもこのHDR-AS300は手ブレに強い。けっこうアバウトに撮ってるのだが、ブレが気にならないのである。

 アクションカムって撮るときは細かい事は気にせずに撮りっぱなし(いったん撮り始めたらモニターは見ないのが当たり前なので)だから、仕上がりに不安はあったのだが、予想以上に画質もしっかりしてて楽しめるのであった。

 広角なのでけっこうアバウトに撮っても必要なシーン(一緒にいった友達とか家族とか)もだいたい収まるわけで、カメラとは別に持って行くのはいいかも。

 こんな狭い崖をのぼったりおりたりする映像も不自然なブレなく撮れるのは感心である。

 ちょっと長かったので、2倍速にしてみたが、再生速度を上げても変なブレがないのはえらいもんである。

崖を登って次の撮影スポットへ。空間光学ブレ補正はかなり強力で、見やすい動画が撮れる

 なお、海水につけたら早めに真水で洗うこと。塩気を取るためである。

 カメラも、海辺で使ったら、気をつけていても細かい砂埃や塩気が付くので、ブラシで埃を落とし、固く絞った布で拭いて塩気を落としておくこと。手入れが大事。

 最後におまけカット。

 今回モデルをしてくれた佐藤杏奈さん、クラシックバレエをしていたおかげで身体がすごく柔らかいのだ。

 みなさまもお楽しみ下さい。

オスカープロモーション 佐藤杏奈
オスカープロモーション 佐藤杏奈

 ではよい夏を。

オスカープロモーション 佐藤杏奈 佐藤杏奈さん。お疲れ様でした!

(モデル:佐藤杏奈/オスカープロモーション)

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