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「Xperia arc」の特殊(?)機能、アイテム、アプリを試してきた東京、名古屋、大阪で先行展示

「Xperia arc SO-01C」をいち早く触れる先行展示イベントが、東京、名古屋、大阪で3月1日から実施されている。その前日に開催されたメディア向けタッチ&トライで、一足先にXperia arc、周辺アイテム、アプリなどを試した。

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、ドコモ向けスマートフォン「Xperia arc SO-01C」の先行展示イベントを、銀座 ソニービル、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪で3月1日から実施する。詳細は以下のとおり。

地域 会場 期間 時間
東京 銀座 ソニービル 8階 OPUS(オーパス)
※3月14日以降は2階のショールーム
3月1日~3月13日 11時~19時
名古屋 ソニーストア 名古屋 3月1日~3月25日 11時~20時
大阪 ソニーストア 大阪 3月1日~3月25日 11時~20時

イベントで展示されている「Xperia arc」

 同イベントでは、Xperia arcの実機のほかに、Xperia向けの周辺アイテムやアプリなどを体験できる。Xperia arcの実機は東京で60台、名古屋で12台、大阪で6台が展示される予定。イベントの開催に先駆け、同社は2月28日にプレス向けのタッチ&トライを実施したので、Xperia arcの特徴的な機能や周辺機器、アプリを紹介しよう。

 まず試したのはHDMI出力機能。Xperia arcは端末とテレビをHDMIケーブルで接続すると、ギャラリーアプリが自動で立ち上がって写真や動画を簡単に閲覧できる。テレビにはどんなコンテンツでも出力できるので、大画面でゲームやGoogle マップを楽しむといったことも可能だ。

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 さらに、BRAVIAと連携させると、リモコンを使った操作もできる。リモコンから可能な操作はカーソル移動や決定、戻るなど。ギャラリーアプリで写真や動画を選んだり、Google マップで地図をスクロールしたりできる。ただしホーム画面で操作できるのは、Googleの検索ウィジェットのみで、ページを切り替えたりアプリを選んだりはできない。また(当然ながら)文字入力もリモコンからはできない。また、リモコンの「ホーム」ボタンを長押しすると、起動中のアプリ一覧が表示される。これは端末のホームボタンを長押ししたときと同じ挙動だ。

ミュージックプレーヤーの画面を出力。音楽はテレビのスピーカーから出力される(写真=左)。BRAVIAのリモコンを使ってカーソル移動や決定操作ができる(写真=中)。カーソルが合った部分の周りはオレンジ色で表示される。端末単体ではカーソル移動はできないので、新鮮な感覚だ(写真=右)
ホーム画面では検索ウィジェットをリモコンで操作できる(写真=左)。Google マップの地図をスクロール(写真=中)。リモコンのホームボタンを長押しすると、起動中のアプリ一覧が表れる(写真=右)

 外付けスピーカー、Bluetoothヘッドセット、モバイル充電器、液晶保護シート、ケース、望遠レンズキット、魚眼レンズなど、Xperia arcやAndroidスマートフォン向けの周辺機器も多数展示されている。

Sony Ericssonが開発した周辺機器。日本での発売は未定の製品もある
海外で発売されているスピーカー。イヤフォンジャックに接続し、置き台としても使用できる
Xperia arc向けのケース。Xperia arcの発売と同時期に発売される予定
カードを収納できるケース(プリンストンテクノロジー製)。Xperia arcをおサイフケータイ代わりに活用できそうだ(写真=左)。アームバンドスポーツケース(写真=中)。スマートフォン向けケースでは珍しいPORTERブランドの商品も(写真=右)
カメラアクセサリー(写真=上)やスピーカー(写真=下)も充実している

 中でもユニークな製品が、Android端末の各種機能をBluetooth経由で操作できるリモコン「LiveView」。メールや着信、予定を通知してもらったり、TwitterやFacebookの新着情報を確認したりできるほか、ミュージックプレーヤーやカメラの操作も可能。リストバンドに装着すれば時計のようにも使える。1.3インチ(128×128ピクセル)のディスプレイはタッチパネルに対応しており、音楽再生時はタップして再生/一時停止、早送り/巻き戻し、音量調節、カメラ起動時はシャッター、フォトライト点灯、ズーム、フォーカスなどの操作が行える。カメラが映しているものがリモコンのディスプレイに表示されるのも面白い。三脚でXperia arcを固定すれば、集合写真を撮るのにも役立つ。LiveViewは海外で発売されているが、日本での発売は未定。

音楽の操作画面(写真=左)。Xperia arc(端末)のカメラがとらえたものも、LiveViewのディスプレイに映る(写真=中)。三脚と組み合わせれば集合写真も撮りやすい(写真=右)
Micro USB経由で充電する(写真=左)。カレンダーを表示(写真=中)。腕時計のようにも使える(写真=右)

 会場にはXperiaやXperia arc用のアプリを紹介するコーナーもある。

 AndroidやiPhone向けに3月末から販売予定の「Photo Movie Creator(仮称)」では、端末で撮影した写真やPicasaウェブアルバムに保存した写真を使ってスライドショーを作成できる。スライドショー作成する写真の撮影期間を設定できるほか、スライドショーをFacebookに投稿することも可能。価格はトライアル版が無料、通常版が230円。

期間、イベント、場所ごとにスライドショー作成する写真を選べる(写真=左)。スライドショーを再生。好みの音楽をBGMとして使える(写真=中)。作成したスライドショーはFacebookに投稿できる。mixiへ投稿できる機能も実装する予定(写真=右)

 XperiaとXperia arc限定の「ちょこフォト for Life-X」(無料)は、Twitter感覚で使える写真の共有サービス。自分と友達がアップロードした写真がタイムライン上に並び、写真にはコメントを付けられる。さらに、最新の写真を見られるウィジェットも提供され、ウィジェット上で複数の写真を切り替えて閲覧することも可能だ。

タイムラインに写真が一覧表示される(写真=左)。ウィジェットも用意され、サイズは2種類から選べる(写真=中、右)

 こちらもXperiaとXperia arc限定となる「X-RADAR」(無料)は、ソニーの地図サービス「PetaMap(ペタマップ)」に登録された全国80万件のスポット情報を検索できるアプリ。レーダー型のUI(ユーザーインタフェース)を採用しており、現在地の周囲をなぞると、スポット情報がアイコンで表示される。Google マップと連動したナビゲーションや、お気に入り登録、Twitterやメールでの共有なども可能。

レーダー型の画面に周辺スポットのアイコンが表示される(写真=左、中)。目的地までのナビも可能(写真=右)
端末からBRAVIAを操作できる「Media Remote」(写真=左)。Xperia arc独自のミュージックプレーヤー、ギャラリー、Timescape、FMラジオを説明するコーナーもある(写真=右)

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