携帯が財布代わりになったら何が気になる?

» 2004年06月04日 15時41分 公開
[ITmedia]

 ネプロジャパンとネプロアイティは6月4日、「モバイルレポート issue 11」として「携帯電話のセキュリティ」に関するアンケート結果を発表した。携帯を財布代わりに使う場合、ユーザーは何を気にするかなどが明らかにされている。

 「携帯電話のセキュリティを気にしたことがあるか」という質問に対しては、「常に気になる」が25%、「たまに気になる」が59%だった。回答者の8割以上が何らかの形で、セキュリティの問題を気にかけていることが分かった。

 「携帯電話がお財布になったら何が気になるか」という質問には、「覚えのない料金請求」が90%と最も多く、以下「個人情報の漏洩」84%、「決済情報の漏洩」76%、「端末の紛失」59%と続いている。「ウィルス」と答えた回答者は39%で、携帯電話でのウィルス被害に関しては、懸念する利用者はまだコンピュータウィルスほど多くないようだ。

 携帯電話が財布がわりになった時、端末メーカーや携帯電話会社に求めるセキュリティ機能としては、「紛失・損害の保険」と「紛失時の金融機関等への一括(一斉)通知」が、それぞれ85%、83%と上位を占めている。携帯電話の紛失に対処できる効果的なサービスの有無が、電子財布のようなサービスが広く普及するポイントとなりそうだ。

 調査は4月13日から翌14日にかけて、iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!の公式サイト「ザ★懸賞」上で実施されたもの。有効回答数は4662人。

 

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