遊ぶゲームは900iで変わったか

» 2004年06月10日 15時42分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ドコモの900iシリーズを使っているユーザーは、iアプリゲームのダウンロード数が増え、プレイ時間も増した──。ドコモ・ドットコムが900iユーザーに対して行った調査で、ユーザーの動向が見えてきた。

 調査によると、900iに機種変更後、31%のユーザーがiアプリゲームのダウンロード数が増え、45%のユーザーがゲームプレイ時間が増えたと回答した。ダウンロード数が減ったユーザーは7%、プレイ時間が減ったユーザーは5%と、「明らかにゲームに使う時間が増えている」(ドコモ・ドットコムの原田由佳社長)。

 よく遊ぶゲームは「ロールプレイング」(32%)だ。機種変更以前は「ミニゲーム」が29%と最も多かったが、遊ぶゲームのジャンルも変わってきている。

左は900i機種変更以前によく遊んだゲーム、右は900iでよく遊ぶゲームのジャンル

 もちろん、ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストといった大作RPGがプリインストールされている影響もあるが(2003年12月18日の記事参照)、「今後もアプリゲームで遊びたい」と回答したユーザーは67%に上っている。「今は内蔵ゲームをやっていても、900iでゲームをプレイしたことをきっかけに、有料サイトのほうに広がっていく」と原田氏は見ている。

 原田氏は「ゲームは好きな人と、そうではない人がいるので、(誰もが利用する)着メロのような市場になるかというと違う」と分析するが、900iの登場によって、改めて携帯でゲームを遊ぼうという人が増えたのも事実のようだ。900iをきっかけに、ゲームコンテンツがさら盛り上がる可能性もある。

着うた登場後も着メロ利用継続

 900iシリーズのもう一つの代表的コンテンツ「着うた/着モーション」のほうはどうだろうか。利用率を問う質問では、61%が使っているものの、36%が「知っているが使っていない」と回答した。その理由としては、「高そう」(38%)を筆頭に、「欲しい曲がない」(26%)、「難しそう」(19%)などが並ぶ。

 着うたの登場によって、従来の着メロの利用が減少するのではないかという懸念もしばしば聞かれるが、調査では「音楽やメロディに関心が高い人が、着うた/着メロ共に利用している」(原田氏)という結果が出た。着メロ利用状況についても、ダウンロード曲数が「増えた」「変わらない」と答えた人が72%を占めた。

着メロダウンロード曲数が多いユーザーほど、多くの着うたをダウンロードする傾向がある

 原田氏は少しずつ着メロ市場も変化してきていると見ており、キャンペーンやプロモーションのノベルティとしての無料配布も、今後有用性が高まっていくことが予想される。「引き続き(着メロ市場は)広がっていくが、どううまく曲を提供していくかがポイント」(原田氏)。

 なお、900iシリーズからコンテンツの月額料金が最大500円に引き上げられたが、「中身が面白ければ500円でもOK」というユーザーが3割以上もいたという。

 ドコモ・ドットコムはコンテンツプロバイダへの投資やコンサルティングを行う、ドコモの100%出資子会社。欧州を中心としたiモード展開についてのコンサルティングも行っている。今回の調査は、iモードサイト「週刊iガイド」上で、着うた/アプリゲームそれぞれにつき1週間行われた(4月12日〜/4月19日〜)。有効回答数は、着うたが4566名、アプリゲームが3897名の900iユーザー。

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