さわやかな写り、マクロ撮影もきれいに〜「N506i」(2/3 ページ)

» 2004年07月05日 17時23分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 カメラモードの起動は約1.5秒となかなか迅速。シャッターを切ってから保存画面になるまで(画面にStoreと英語で表示されるのはどうかと思うが)約3.5秒、最高画質のデータをminiSDに保存し終わるまではさらに約4.5秒かかる。少々長いが、使用中のストレスはあまり感じない。

 マクロ切り替えスイッチは、シャッターとは反対側にある。miniSDカードはヒンジ側にスロットがある


開いた姿はNEC製端末らしく、方向キーの上に決定ボタンがある。この状態では画像は縦位置で記録される

縦位置と横位置で写りが異なる〜屋外での画質

 いつものように屋外の画質から見ていこう。まずは象のすべり台からだ。比較対象用にはカシオのEXILIM S20による画像を用意した。N506iの撮影画像は、通話スタイルで撮った縦位置画像と、デジカメスタイルで撮った横位置画像の両方をお見せする。

 屋外で象のすべり台を横位置で撮影。左がN506iのリバーススタイル、右がEXILIM


N506iの通話スタイルで撮影

 横位置と縦位置で微妙に色合いが違っていて面白い。これはたぶんオートホワイトバランスの判断のブレだろう。どこで判断しているのかよく分からないが、地面や木の幹は縦位置で撮ったほうがきれいで、逆に木々の緑は横位置で撮ったほうがそれらしい。

 これは構図内で地面が占める面積のせいかもしれない。本職デジカメでは、ある程度インテリジェントに判断してオートホワイトバランスのブレを極力減らしている。例えばカメラが“屋外の晴天下”と判断したら、“細かい色の調整はしないで、ホワイトバランスを太陽光にする”といった処理などがそれにあたる。そうしないと、構図内の緑の量でホワイトバランスを間違えたりしがちだからだ。

 こうした意味では少々残念なものの、色は鮮やかでハイコントラストな構図による破綻や白トビもない。カメラ付きケータイでありがちな暗部の沈みこみもなく滑らかで、けっこう優秀な出来といっていい。

 次はデジカメ泣かせのあずま屋の作例だ。

 あずま屋を横位置で撮影。左がN506iのリバーススタイル、右がEXILIM


N506iの通話スタイルで撮影

 これは明らかにN506iが露出オーバー。中央重点測光のため、中央の被写体に明るさを合わせようとしたせいだと思う。微妙なところだが、オートホワイトバランスや自動露出といった細かいノウハウは本職デジカメのほうが一日の長があるといってよさそうだ。

 次はもう少しカメラに優しい構図で撮ってみた。お花畑と青空だ。

 お花畑と青空を撮影

 レンズ周辺部のディテールはぼやけているものの、全体としては悪くない。青空がもう少し鮮やかな青になるとうれしいが、カメラ付きケータイとしての標準レベルはクリアしていると思う。

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