六本木ヒルズで一足早く「FeliCa体験」してきました(1/3 ページ)

» 2004年07月06日 17時27分 公開
[石川温,ITmedia]

 7月上旬、まもなくドコモの「おサイフケータイ」が登場する(特集参照)。FeliCa対応が話題を集めているが、実際にどのような利便性があるか、いまひとつイメージがわかないユーザーも多いのではないだろうか。

 本サービスを直前に控えた今、多くの企業が対応端末を使って実証実験を行っている。例えば、チケット予約・販売の大手「ぴあ」は、六本木ヒルズにて同社の会員200名限定の実験サービスを行っている。

 というわけで、実際に六本木ヒルズに出かけて、ぴあが実験している「FeliCaケータイよる電子クーポンサービス」を体験してみた。

Photo プレビューサービスの舞台は、六本木ヒルズ。後ろに見えるのはヒルズ名物のクモだ(モデル:田村理恵)

電子クーポンで1割引 〜直後に駐車券をゲット

 まず向かったのは、六本木ヒルズ・森タワーの6階にある「SEATTLE'S BEST COFFEE」。ここでは、電子クーポンによる割引サービスが受けられる。

Photo

 電子クーポンを使うには、あらかじめ対応店舗のクーポンデータをダウンロードしておく必要がある。もちろんその場で、専用のiモードサイトからSEATTLE'S BEST COFFEEのクーポンをダウンロードしてもOK。FeliCa用のiアプリが自動起動し、通信を行った後、クーポン情報がFeliCaチップに格納される。

カウンターに、FeliCaの操作説明をするディスプレイが目立つかたちで設置されている。左横には、読み取り端末も見える

 同店の人気メニューである「ホワイトソイラテホイップ」(500円)をレジで商品を注文後、さっそく店頭の液晶タッチパネルを指示どおり操作して、FeliCa対応の試験端末「SO504iC」を読み取り機にかざす。あっという間に、ディスプレイに“読みとり終了”のメッセージが表示される。店員さんがメッセージをチェック後、10%割り引かれ、500円が450円になった。

PHoto  
Photo

 お得感を満喫し、コーヒーを飲みながら携帯の画面を見ると、「お知らせがあります」との見慣れぬメッセージが表示されている。早速、指示のとおりサーバと通信を行うと、「駐車場無料クーポン」がケータイに書き込まれた。

 今回の実証実験では、対応店舗でFeliCaサービスを利用すると、直後に駐車場の2時間無料クーポンが入手できるシステムになっている。ぴあでは単なる電子クーポンの配信にとどまらず、消費者の行動パターンを予測して、“次のアクション”に役立つ情報を提供する、という仕組みを整えようとしているのだ(6月21日の記事参照)。

PHoto  

 現状、ぴあが六本木ヒルズで提供するサービスはまだ実験段階だ。

 FeliCaのリーダライタは通常、ネットワークに接続されているものだが、今回はスタンドアロンとなっている。商用サービスを提供中の「デジポケ」の場合、電子チケットアプリには座席情報などが組み込まれている。しかしこの試験サービスでは、アプリに詳細情報は組み込まれておらず、リーダライタは端末のIDを読みとっているに過ぎない。

 「六本木ヒルズのシステムは実証実験用に組んだもの。本格サービスに向けてのシステムは、改めて構築する予定」(ぴあ全社戦略室・覚張正浩室長)

ゲートを一瞬で通過、ショッピング割引も

 コーヒーを飲んで一休みした後、向かったのは森美術館と東京シティビュー(展望台)。ぴあの実証実験ユーザーは、期間中、3回無料で入場できる特典がついている。

 次ページ:電子チケットによる入場を体験
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月18日 更新
  1. 新AEON Pay×WAON POINTを徹底攻略 「ポイント二重取り」や「毎月10日の5%還元」に注目 (2026年02月17日)
  2. 「dカード GOLD」に見る“Amazonプライム的”な顧客獲得手法 ドコモ経済圏の粘着性を読み解く (2026年02月17日)
  3. 着脱は“カチッ”と一瞬 Apple Watch Ultraを格上げするAulumuのマグネット式ナイロンバンド「C03」が快適 (2026年02月16日)
  4. 6980円の頑丈スマートウォッチ「Legion 3」登場 IP69Kの防水・防塵対応でMIL規格準拠 (2026年02月16日)
  5. 【ユニクロ】4990円の「マルチポケットバックパック」 15型ノートPC収納用のスリーブ、6個のポケットを搭載 (2026年02月17日)
  6. ZTEの折りたたみ「nubia Fold」を使って分かった長所と短所 2年6万円台で価格破壊をもたらす1台だ (2026年02月16日)
  7. Google マップ、Geminiで口コミ要約など新機能を日本で展開スタート 口コミはニックネームでの投稿可能に (2026年02月16日)
  8. 幅92mmの「HUAWEI Pura X」は“令和のズルトラ”? 「Xperia Z Ultra」と実機比較、折りたためるファブレットだ (2026年02月15日)
  9. ドコモ3G停波=ガラケー終了ではないことを、父親に説明するのに苦労したハナシ (2026年02月14日)
  10. ピカチュウ仕様のガジェットポーチ、Ankerから1990円 充電器やケーブルをすっきり収納 (2026年02月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年