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» 2004年07月08日 16時48分 公開

操作性にあと一歩〜「D900i」ケータイカメラ画質研究ラボ(2/3 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

屋外での画質

 D900iの特徴は、なんといってもハニカム配列CCDを採用しているということ。だから200万画素モードで撮ってもディテールの解像度はリアル200万画素機に比べてちょっと劣る。そのあたりを踏まえつつ見てほしい。まずは象のすべり台である。比較対象はEXILIM S20、同時にD506iで以前撮影した写真にも登場願った。

左から「D900i」「D506i」「EXILIM S20」。クリックすると拡大します。拡大画像はオリジナル画像をそのまま表示します

 撮影の時期はいくらか異なるものの、D506iとD900iは似た傾向の絵というのが分かる。だがD900iのほうが後発の分ディテールの描写がしっかりしていて好感が持てる。ただエッジ強調が強めにかかっているせいか曲線の一部が凸凹している。これはちょっと残念な点だ。

 EXILIM S20と比べると、D900iのほうが全体に色が浅くてコントラストもあまりなく、ちょっとくすんでみえる。その点においてD506iから上乗せがあまりなかったのは残念な点だ。

 次はあずまや。

左がD900i、右はEXILIM S20。拡大画像はオリジナル画像をそのまま表示します

 こちらも同様にD900iの写真は全体に色がくすんでいて、夏の晴天下という印象がほとんど消えてしまっている。カメラ付きケータイの絵としては標準的なレベルだ。

いずれもD900i。拡大画像はオリジナル画像をそのまま表示します

 こちらは青空と赤を中心とした派手目の絵。お花畑のほうは空の色もきれいだし緑も赤もしっかり出ていて、ディテールが潰れ気味な点を除けばかなりきれいな写りだ。これなら十分楽しめる。しかし、下から青空を見上げたベリー系の写真は青空がくすんでいて全体の鮮やかさも今ひとつ。悪いわけではないが、スーパーCCDハニカム搭載機の3代目としてはもうちょっとがんばってほしかったかと思う。期待の問題だけれども。

 マクロモードでの撮影はなかなか鮮やかでいいデキ。よく見るとディテールの描写力はいまひとつだが、それは仕方ないだろう。

室内編

 次は室内編である。まずは蛍光灯下から。

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