premini、堂々ランクイン 〜A5406CAやV602SHも好調：携帯販売ランキング（6月28日〜7月4日）

[杉浦正武，ITmedia]

　今週も、新端末がどれだけランクインするか注目だ。復習しておくと、26日には「N506i」、「TT41」、「A1305SA」、「A5407CA」が発売されたほか、30日には「A5406CA」が、7月1日には「premini」が、7月2日には「V602SH」がそれぞれ発売されている。

	NTTドコモ		au		ツーカー		ボーダフォン
1	→	N505iS	→	A1402S	→	TT31	→	V601SH
2	→	P505iS	↑	A5503SA	→	TT32	→	V601N
3	↑	N900i	↓	A5403CA	→	TS41	→	V401SH
4	↓	P900i	↑	A5406CA	↑	TK40	→	V401T
5	↑	N900iS	↓	A5405SA	↑	TK40（*）	→	V301SH
6	↓	SH505iS	↓	W21H	↑	TS31	→	V302T
7	↑	N506i	↓	A5506T	↓	TK41	→	V801SA
8		premini	→	A5502K	↑	TK31	→	V801SH
9	→	SO505iS	↓	A1304T2	↓	TK22		V602SH
10	↓	P900iV	↓	W11K	↑	TS31S（**）	↓	V101D
（＊）表記は「プリケーセット」対応端末、（**）表記は「プリケーロングセット」対応端末

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店（家電量販店、カメラ販売店、PC専門店）のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

　ドコモは、8位にpremini（右写真）が堂々のランクイン。個人によって好き嫌いが分かれそうなモデルだけに、「（出荷台数など）販売の規模は、900iシリーズほどではない」（ドコモ広報）との声も聞かれたが、スタートダッシュでトップ10入りした。

　7位には、N506iがランクイン。先週は集計期間の都合上、2日間の販売実績しか反映されなかったが、それでも11位につけていた。今週、改めてランクアップしてトップ10入りした。

　auは、A5406CA（左写真）が4位に飛び込んだ。なんといっても「320万画素」のカメラが話題を集めた端末。ドコモのN506i同様、先週は2日分の成績で16位につけていたが、今週になって大幅にランクを上げた。

　同じauの新機種でも、A1305SAやA5407CAといったところはランキングに姿を見せていない。グローバルパスポート端末などは売れ行きに違いがある可能性もあるが、やや明暗が分かれたかたち。

　ツーカーは、それほど変動なし。1〜3位は先週と同じで、4位には「TK40」（右写真）が先週から1つ順位を上げた。84グラムと、折りたたみとしては軽量の京セラ製端末だ。

　3〜9位も入れ替わりはしたが顔ぶれに変化はない。なお、10位には「プリケーロングセットTS31S」が再ランクインしている。

　ボーダフォンにも動きがあった。V602SH（左写真）が、初登場で9位に割って入った。光学2倍ズーム機能付き、202万画素CCDを搭載した端末だ（6月30日の記事参照）。シャープ製端末では「V601SH」が常に1位をキープしているだけに、“続編”となる端末も相応の人気が予想される。

　1位〜8位は、先週と見事なまでに変わらない。10位も9位から1つランクを下げた「V101D」で、不動のメンバーといった印象。

　今週末には、いよいよ「おサイフケータイ」こと「P506iC」が登場。例によって土日の販売実績しか反映されないが、ランクインの可能性は十分だ。