ドコモは7月29日、FeliCaの普及を目指しゲオと「FeliCaサービス導入に関する資金提供契約」を締結したと発表した。具体的な資金額は明かされていない。ゲオはこの資金をもとに、11月をめどにゲオショップ約600店舗にFeliCa対応のリーダー/ライターを設置する。
ドコモは既に、FeliCa導入企業に対して初期投資資金を提供するビジネスモデルを発表していたが(7月22日の記事参照)、これが最初の事例となる。ドコモ側は、FeliCaの利用に応じて手数料を回収するかたちになる。
ドコモはゲオ以外にも、現在「数十社と交渉中」(ドコモ広報部)。このビジネスモデル向けに用意された金額は、「100億円以上」であることがプロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長の夏野剛氏によって明かされている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.