無料通信分244Mバイト 使い勝手も向上したVC701SIを試す(3/3 ページ)

» 2004年08月23日 15時02分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
基本料金(年間契約1年目)無料通信分(パケット)無料通信分(データ量)パケット単価無料通信分超過後1Mバイトあたり料金200万パケット利用時の料金
VGS・データバリューパックスーパー9010円2,000,000 244.1Mバイト0.015円122.9円9010円
VGS・データバリューパックレギュラー4930円320,000 39.1Mバイト0.025円204.8円46930円
FOMA・データプラン22+パケットパック304980円60,000 7.3Mバイト0.050円409.6円101980円
FOMA・データプラン22+パケットパック607980円300,000 36.6Mバイト0.020円163.8円41980円
WINシングル+パケット割りWINミドル5500円160,000 19.5Mバイト0.025円204.8円51500円
WINシングル+パケット割りWINスーパー9000円500,000 61.0Mバイト0.015円122.9円31500円
基本料金は年間割引を契約した場合の1年目。auのWINシングルでは年間契約や家族割りなどは適用していない。金額はすべて税抜き
10万〜300万パケット使用時の料金を比較したグラフ。「データバリューパックスーパー」は基本料金こそ高めだが、50万パケットを超えたあたりからは最も安くなる。「データバリューパックレギュラー」も他社の競合プランよりは確実にリーズナブルだ※最も安くなるパケットの量について表記が誤っておりました。お詫びし、訂正させていただきます

 FOMAの場合、継続利用期間が長かったり。ファミリー割引を適用するとさらに基本料金は下がる。しかしこれは「データプラン22」の2200円(税抜き)分にしか適用されないから、表から最大660円しか安くならない。

 これに対して「データバリューパック」では2年割引でスーパーが7950円(2650円割引)、レギュラーが4350円(1450円割引)までで安くなる。1年割引と2年割引はそれぞれ解除料4000円/1万円が必要だが、割引率が大きいので2年割引でもスーパーなら4カ月、レギュラーなら7カ月最低利用すれば契約解除しても損はしない計算だ。すぐ解約することが前提の人を除けば年間契約のメリットが大きいのも1つの特徴だ。

利用エリアも速度も大きな不満なし、完全定額より快適さ優先ならお薦め

 VC701SIを1週間ほど筆者のいつもの行動圏内で利用してみた。東京23区内と川崎市中心なので比較的電波状況の良い都市部ということになるが、ファミリーレストランやカフェの奥まった席、FOMAやCDMA 1X、AirH"でも電波状態の悪い場所などでも意図して利用してみたが、少なくともインターネットに接続できないという場所はほとんどなかった。唯一、大森駅の商店街にあるカフェの奥の席では接続できなかったが、ここはAirH"もFOMAもほとんどつながらない場所だ。

 残念ながら筆者には地方部での利用エリアまで確認はできない。ただしユーティリティでアンテナバーが0本や1本といった状況でもほとんどストレスなく利用できたし、付属の外部アンテナを利用することでスループットが大きく改善された場所もあった。外部アンテナはそれほど嵩張らないので可能な限り一緒に携帯して損はないだろう。

これは3方に窓がないファミレスでは珍しいシチュエーション。外部アンテナなしではアンテナバーは1本だが、外部アンテナを取り付けると3本に変化した

 インターネット利用は極めて快適だった。速度計測サイトでは電波状況が良好であればほぼ200Kbps前後の受信速度が得られていたし、アンテナバーが0〜1本でも100Kbps近くは出るようだ。筆者は無線スポットもよく利用しているが、Webの閲覧やメール送受信といった使い方であれば無線スポット利用時とさほど変わらない感覚で利用できた。

アンテナバーが0〜1本程度と、3本のロケーションで3度ずつ受信速度を計測したときの真ん中のスコア。やはり電波状況に大きく左右されるが、とりあえず接続さえできれば実用的に利用できる

 PDAでの利用もユーティリティが準備されているPocket PC2002(iPaq H3630)に加え、Linux Zaurus(SL-C760)でもドライバレスで問題なく利用できた。基本的には標準的なシリアルデバイスとして認識されるので、CFスロットを備えたPDAならば動作すると思ってよさそうだ。

 さすがに完全定額料金ではないので、全く料金を気にせずにインターネットを利用するというわけにはいかない。この点では完全定額のAirH"や@FreeDに分があるだろう。しかし快適さは確実に上回っており、3Gのデータ通信サービスでは最もリーズナブルだ。

 特に「データバリューパックスーパー」の無料通信分のデータ送受信量約244Mバイトは、毎日ヘビーにモバイルでインターネットを利用するといった人を除けばかなり使いでがあるはず。モバイルでの快適なインターネット接続を求めるならば検討する価値は大いにあるだろう。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月15日 更新
  1. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  2. 15日配信「iOS 27」の新機能まとめ Siri AIの恩恵を受けられる機種は? 画像編集やSafariにも注目 (2026年09月14日)
  3. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  4. iPhone Duoに競合メーカーが続々反応 「折りたたみの世界へようこそ」「Google Homeスピーカー21個買えます」 (2026年09月14日)
  5. 「iPhone Duo」でAppleの“折りたたみスマホシェア”は全世界5割超に? 激変するフォルダブルスマホ市場 (2026年09月13日)
  6. 「折り目があります」――Apple初の「iPhone Duo」実機画像がSNSで物議、高価ゆえにガッカリか (2026年09月10日)
  7. 【ワークマン】780円の「アウトドアギアポーチ」 ベルトループ幅を3段階で調節できる (2026年09月13日)
  8. ノキアがNTTドコモに納めた「MantaRay SON」を紹介――これで長年、苦しんできたネットワーク品質の改善に期待 (2026年09月13日)
  9. 「iPhone Duo」登場の裏で「iPhone 18」が発表されなかった理由 変わりゆくラインアップ戦略を読み解く (2026年09月12日)
  10. Galaxy Z Fold8の「折り目ゼロ」という誤解で物議 実機で検証しつつ、サムスンに公式見解を聞いた (2026年09月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー