携帯コンテンツ用システムの規格策定を呼びかけmobidec 2004

» 2004年08月26日 21時52分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 コネクトテクノロジーズ、サイバード、ドワンゴの3社は、モバイルコンテンツ用サーバシステムの標準規格を策定するプロジェクトを開始すると発表した。企画名、および団体名は「COSMO」(コズモ)。3社が発起人となって、広く参加を呼びかける。

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)のモバイル標準化分科会の中に、サーバ規格標準化ワーキンググループ(WG)を設置する。このWGの委員長を務めるドワンゴの岡本征史氏が、8月26日のmobidec 2004に登場。プロジェクトの主旨などを説明した。

コンテンツ開発をより容易に

 携帯の高機能化に伴い、モバイルコンテンツも発展しつつある。ただ、問題も出てきたと岡本氏は話す。

 「各コンテンツプロバイダ(CP)が独自のシステムを構築していては、コンテンツ制作に高いコスト、高度な技術ノウハウが必要になる」

 簡単に実装できるレベルのものならそれでもいいが、より多様化、高機能化したコンテンツとなると「新規参入が困難になる」(同)。システムを標準化して無料で広く公開すれば、CPの負担が減るとの考えだ。

 具体的にどこを標準化するのか。岡本氏の説明では、サーバシステムの規格化のみに留まらないようす。サービスを相互接続するためのインタフェース、統一的なセキュリティポリシー、さらには異業種間で新ビジネスを立ち上げる際の「ソリューションや権利処理のテンプレート」まで規格化したい考えのようだ。

「来年のmobidecで最終版を公開」

 岡本氏は、標準化のスケジュールも示した。発起人となる3社で活動ビジョンは合意に至り、今回のmobidecでの発表で「Phase 1」は終了したと同氏。

 「Phase 2」では、参加企業を公募しつつ、定例会議を実施。2005年3月を目標にプレリリース版規格を策定する。

 「Phase 3」は、2005年3月から2005年8月までを予定している。この間に、標準規格最終版を策定。同時に海外版も策定する。「まずは国内での規格化を進めるが、海外進出も視野に入れている」(同氏)。来年のmobidecで、企画やアライアンスを確定し運用を開始する発表を行えれば――とした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月11日 更新
  1. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. auの「iPhone 17(256GB)」、MNPとUQ mobileからの乗り換えで2年6400円に (2026年02月09日)
  4. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  7. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  8. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  9. 「MNP短期解約を対策してほしい」――携帯4キャリアが訴え 電気通信事業法のルールが足かせに (2026年01月20日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年