スライド連動でこんなこともできます〜「D253i」

» 2004年09月21日 19時44分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 「シンプル・小型軽量・低価格」をコンセプトとして開発されたドコモの253iシリーズ(9月15日の記事参照)。その1つとして登場するのが、ドコモ初のスライドボディ端末となる「D253i」だ。

 ポイントは、「3WAY STYLE」と呼ばれる2段階のスライドスタイルと、その動作に連動させた各種機能。必要最低限の機能を大きな文字で表示する「シンプルメニュー」もウリの1つになっている。

 D253iのアズーロ。スライドボディの採用は、折りたたみとストレートの良さを両立できることと、新しさをアピールできることから採用された。ボディカラーはスポーティーな感覚を表現する3色が選ばれたという。「ロッソ(赤)は、メタルやパールを混ぜないソリッドな赤」(説明員)。イタリアのスポーツカーに使われるような色を目指したという


 ソフトキーは方向キーの左右に3個づつレイアウトされる。中央のキーは、下部を少し盛り上げて指がフィットしやすいようにしている(左)。ディスプレイ下部にはスライドさせる際に指を引っかけるための突起がある


 閉じた状態のメニューとスライドさせたときのメニューは同じ。ダイヤルキー入力を必要としない機能は、閉じた状態でも利用できるように──というのが基本スタンスだ。閉じた状態の右上ソフトキーを押すと、よく使う任意の機能を9つまで登録できるジャンプメニューにアクセス。ジャンプメニューには、任意の相手の電話番号やメールアドレスも登録可能

スライドを生かしたこんな機能

 1段階のスライドでカメラ起動、2段階のスライドで通話開始や、メールの返信画面を出せるのは既報の通り(9月15日の記事参照)。ほかにも「スケジュール」とメモ帳が、スライド動作に連動している。閉じた状態でスケジュールやメモ帳を確認している際、ボディをスライドさせると編集画面が表示され、すぐ変更を加えられる仕組みだ。

 閉じた状態で閲覧しているスケジュールやメモ情報は、スライドさせると編集画面に移行する

 1段階のスライドで起動するカメラは、2段階へのスライドで、任意の相手に写真付きメールを簡単に送ることができる。写真を撮った直後に左方向キーを押すと、直前に撮影した写真が表示される。ここでボディをスライドさせてダイヤルキーを出し、[0]から[9]までのいずれかのキーを長押しすると、アドレス帳の0から9に割り当てた相手宛てに写真付きメールを送ることが可能だ。


 1段階のスライドで現れる[*][0][#]のキーには、利用頻度の高いカメラ設定が割り当てられている。[*]は画像フォルダへのアクセス、[0]はムービー切り替え、[#]は画像サイズの変更

 スライド操作を2段階にする上で難しかったのは、スライドさせたときのクリック感や起動のタイミングだ。

 2段階スライド方式を採用したD253iでは、1段階のスライド時にしっかりとしたクリック感がないと、連動したカメラ起動がうまく使えなくなってしまう。「固いとスライドさせにくいし、ゆるいとすぐ上に上がって2段階のスライドになってしまう。ベストな加重がどこなのかを見つけるのは難しかった」(説明員)。

 スライドに連動した機能の起動タイミングも、2段階スライドを採用したことで、工夫が必要だった。「2段階スライドさせようとしたとき、指がすべって1段階スライドになってしまうこともある。そのたびにカメラが立ち上がったのでは、使い勝手がよくない」(説明員)。そのため、1段階スライドのカメラ起動は、一呼吸置いてから起動するように設計している。

 閉じた状態と開いた状態で、異なる待ち受け画面を設定できるのも特徴の1つ。閉じた状態では時計代わりに、開いた状態ではカレンダーとして使う──といったことも可能だ

次の操作を画像付きでガイド〜シンプルメニュー

 シンプルメニューは、必要最低限の機能だけを使いたいユーザー向けに用意されたメニュー。設定すると、メニュー画面だけでなく、iモードやメールの閲覧画面など、奥の階層まですべてが24ドットの大きな文字に変更される。

 「ガイド表示」も便利な機能だ。不在着信やメールの着信、留守電が入っていた場合、「次にどんな操作をしたらいいのか」が、イラスト付きで表示される。操作に迷いがちな初心者には便利な機能だ。

 左から通話の不在着信時、メール着信時、留守電が入っていた場合の待ち受け画面。どのキーを押せばいいのかが直観的に分かる

予測変換に対応した文字入力、辞書の語彙も増加

 日本語入力は、「D506i」にも搭載された、推測変換対応の「ATOK AI推測変換」を装備。辞書の語彙数も、D252iの7万語から10万語に増え、絵文字や記号の連続入力も可能になった。

 受け取ったメールを見ながら返信の文面を書ける「見ながら返信」も健在。推測候補も表示されるようになり、使い勝手が向上した。絵文字と記号の連続入力にも対応


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