携帯向けFlash放送?〜「Flash Cast」って何だ:MAX 2004(2/2 ページ)

» 2004年11月04日 02時38分 公開
[杉浦正武,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 現在は、同サービスを各キャリアに導入してもらえるよう交渉中。既に複数のキャリアが興味を示しているという。以下に、気になる点をいくつかまとめてみよう。

 いつから始まるのか?――Flash Castは、まだ世界のどこでもサービス提供されていない。実は、日本で世界に先駆けてサービス開始される可能性もあるという。

 「(携帯電話への)Flash Liteの導入も、日本が早かった。各種技術面で見ても日本のモバイル市場は世界で最も進んでおり、ここから始める可能性はある」。開始時期は“2005年のいつか”だが、詳細は未定とのことだった。

 携帯メニューの、どの階層にFlash Castが配置されるか?――携帯向けコンテンツとしては、ドコモなら「iモード」なり「iアプリ」があり、ボーダフォンでは「地上波のテレビ受信サービス」などがある。Flash Castもこうしたサービスを肩を並べて、アクセスしやすい階層に置かれるのだろうか。

 ユハ氏の回答を聞く限り、現在はキャリアと調整中なのでなんとも言えない、といったところ。「できるだけルートに近い階層に、Flash Castが埋め込まれているようにする」。

 なお、Flash Castの採用キャリアは1つになるか、複数になるかも含めて交渉中。キャリアが違えば、多少ユーザーインタフェースが異なる可能性もあるが、できるだけ混乱を招かないかたちにしたいという。

 どんなデバイスが対応するのか?――Flash Castのクライアントに求められる条件は、基本的にFlash Lite 1.1の技術をサポートしていること。もっとも、現状のFlash Lite 1.1対応端末が、アプリダウンロードなどでサービスに対応できるかというと、答えはノーだ。

 ユハ氏によれば、端末〜サーバ間で通信をするために各種の調整が必要。「Flash Cast対応端末」というものが、新たにリリースされると考えるべきだろう。

ビジネスモデルは?

 Flash Castでは、Macromediaはコンテンツを作ることも、コンテンツアグリゲートも担当しない。それらは専門家に任せようというスタンスだ。あくまでキャリアに技術を提供して、プッシュ配信サーバのライセンス料などをもらうというビジネスモデルになる。

 これに加えて、レベニューシェアによる収益も考えているようす。各コンテンツの売上の一部が、同社に入るようになる見込みだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月07日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  3. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  4. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  5. 2万mAh搭載で「世界最小」うたうモバイルバッテリー、半固体電池採用 MATECHから (2026年10月06日)
  6. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【10月6日最新版】 モバイルSuica利用で600ポイント、交換レート35%オフも (2026年10月06日)
  7. 楽天ドライブに不正アクセス 1万5382件の保存データ閲覧、313件のパスワードも (2026年10月06日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  10. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー