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» 2004年11月05日 23時06分 公開

10月30日〜11月5日:5分で分かる、今週のモバイル事情

周波数帯の割り当てを巡る検討会が行われ、関連各社の社長が集結。それぞれの立場から意見を述べた。海外ではNokiaやMacromediaの年次イベントが開催され、新製品や新サービスを発表している。

[後藤祥子,ITmedia]

周波数帯争奪戦、第2ラウンド

 11月4日総務省で、携帯電話用周波数の利用拡大に関する検討会が行われた(11月4日の記事参照)

 ドコモから中村維夫社長、KDDIから小野寺正社長、ソフトバンクBBから孫正義社長、イー・アクセスから千本倖生社長、平成電電から佐藤賢治社長が出席するなどオールスターキャスト。各社社長が周波数帯割り当てに対する考えをあらわにした。

 新規参入組は、「(周波数を)握りしめて使っていない。さらに欲しがる」(孫正義社長)、「(既存事業者には)需要が増えると確実に周波数が割り当てられる。これはおかしいのではないか」(佐藤賢治社長)など、“余っているのだからこれ以上求めるな”という意見。

 対するドコモやKDDIは、ユーザー数ではなく総トラフィック(通信されるデータ・音声の合計)が重要になってくるというスタンスだ。

 11月8日開催予定の次回は、意見を元に議論が行われるため、さらに激しい展開が予想される。

「MAX 2004」開幕、「Flash Cast」の全貌が明らかに

 米ニューオーリンズでMacromedia主催のカンファレンス「MAX 2004」が開催された(11月3日の記事参照)。携帯向け技術としては、Flashコンテンツをプッシュ配信する「Flash Cast」が注目だ。

 コンテンツはチャンネル形式をとっており、ユーザーは契約した番組を、テレビ番組のように切り替えて閲覧できる(11月4日の記事参照)

 複数のキャリアがこの技術に関心を示しており、Flashを装備した携帯が既にリリースされている日本で、最初にサービスが提供される可能性が高いという。

Nokia版、おサイフケータイや地上デジタルテレビ端末が登場

 世界携帯電話機市場でシェア首位をキープするNokiaが(11月4日の記事参照)、モナコで年次イベントの「Nokia Mobility Conference 2004」を開催した。

 GSMの新端末3モデルを発表(11月3日の記事参照)。「Nokia 7710」は、オプションのアダプタを取り付けると、欧州版地上デジタル放送規格の「DVB-H」放送を受信できる。

 携帯に取り付けると“Nokia版おサイフケータイ”になる、オプションカバー「Nokia NFC Shell」も発表。会場では、裏にRFIDタグを貼り付けたゲームの宣伝ポスターを用意。ポスターに興味を持ったユーザーが携帯でタッチするとゲームをダウンロードできるようにしていた(11月4日の記事参照)

キャリアの新サービス、新製品

 ドコモ、au、ボーダフォンの携帯3キャリアと(11月2日の記事参照)DDIポケットは(11月4日の記事参照)、新潟県中越地震の被災者に対し、利用料金を減免すると発表した。なお、ニフティとレスキューナウは、被災者の生活情報を携帯で閲覧できるようにしている(11月1日の記事参照)

 ドコモは12月1日から、iモードコンテンツの課金方式に都度課金を追加。コンテンツによって課金スタイルを変えられることから、コンテンツプロバイダも歓迎ムードだ(11月4日の記事参照)

 ボーダフォンは、冬の3G端末の情報サイトをオープン。各機種ごとの詳細情報が記載された小冊子をPDFで配信している(11月1日の記事参照)

 DDIポケットは、Opera搭載のAirH"PHONE「AH-K3001V」に、新色の「ネイビーブルー」を追加した(11月2日の記事参照)

さて、来週は?

 11月6日から11月19日にかけて、表参道でtalbyのタッチ&トライイベントが開催される。街中がtalbyのフラッグで埋め尽くされ、手提げ袋やパンフレット、ノベルティの配布が行われる予定だ。

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