スリー・エスは12月、NTTドコモ東北と共同開発したFOMA対応ペット用給餌器「ペットフォン・ビュー」を発売する。価格は1万9550円。
外出先からFOMAのテレビ電話のダイヤル操作でペットに給餌したり、ペットの様子を見たりできるのが特徴。ペットフォン・ビューには「P900i」をセットするエリアが設けられ、端末自体のテレビ電話機能を使って給餌や様子確認を行う仕組みだ。
「外出先から給餌器にセットしたFOMAにテレビ電話をかけると、給餌器側のP900iのテレビ電話ボタンが押されるように設計している」(スリー・エス)。ローテクな仕組みだが、こうした仕様にすることで給餌器自体の価格を抑えられたという。
外出先からのえさやりは、外出先からFOMAで「*」-「1」-「#」を押して行う。給餌器側がDTMF音(電話のピポパ音)を検知してえさを出し、相手側のテレビ電話が切れた30秒から1分後に、給餌器側のテレビ電話が自動的に切断される。えさの量はイヌ用16段階、ネコ用16段階の32段階の調整が可能。タイマーで設定した時間にえさをやることも可能だ。
同製品を利用するには、本体装着用のP900iと遠隔操作用のテレビ電話対応FOMAが必要。
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