ボーダフォン、純増4位転落──12月契約者数

» 2005年01月11日 18時41分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 電気通信事業者協会(TCA)は1月11日、携帯電話/PHSの2004年12月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は50万5400増えて、8548万3800。

グループ名 2004年12月純増数 累計
ドコモ 24万7500 4791万4200
au(KDDI) 24万1600 1875万9000
ツーカー 1万5500 359万9600
ボーダフォン 900 1521万1000


各キャリアの単月の純増数の推移(ドコモが10月に、通信モジュール分の49万100契約を含める数字に変更したのに関連し、過去の数字も修正した)

 この数カ月、抜きつ抜かれつが続くドコモとauだが、12月は僅差でドコモが首位に。ただしauは24万1600の純増となり、2004年4月以来の伸びを見せた。

 2004年1年間の純増数を見ると、ドコモ(217万9300)をKDDI(278万1700)が上回り、2年連続の純増首位に立った。ボーダフォンは43万7000に留まった。

 ボーダフォンは不調。冬の目玉となる3G端末7機種のうち、Nokia、Motorola、SonyEricsson製端末が投入されたが、純増数はわずか900。3G契約自体は7万近い増加を見せたが、PDCが大きく純減したのが響いた。

 ボーダフォンを純増数で上回ったのがツーカーグループだ。東海では1600の純減だったが、東京で5400の純増、関西では1万1700の純増となり、計1万5500の純増となった。

― 単月シェア 累計シェア
NTTドコモ 48.95% 56.1%
au(KDDI) 47.80% 21.9%
ツーカー 3.07% 4.2%
ボーダフォン 0.18% 17.8%


各キャリアの単月シェアの推移

ドコモの3G、急速に増加中

 3G携帯の契約者数は、ドコモの伸びが著しい。2005年3月末に1080万契約を目標とするFOMAだが、既に850万近い契約者を持つ。現在、月間100万近くずつ伸びている。

 auはもうじき3G化率が9割を超えそうだ。ボーダフォンは未だ2%台だが、新端末7機種の投入で3Gシフトに弾みがつきそうだ。

グループ名 2004年12月純増数(3G) 累計(3G) 3G率
ドコモ 93万100 849万9200 17.7%
au(KDDI) 37万9100 1682万9000 89.7%
ボーダフォン 6万9500 36万6400 2.4%

ボーダフォン、高機能携帯が減少

 ボーダフォンは高機能端末が減少しているようだ。Web対応端末は、11月の1302万6000から1300万1900と減少。カメラ付き端末も1225万8100から1223万4200と2万以上減っている。

 既存端末のユーザーが減少し、Webやカメラに対応していないプリペイド端末が増加したことから、このような数値になったと考えられる。

キャリア カメラ ムービー アプリ GPS 着うた Web
NTTドコモ 2630万 - 2813万 - 非公開 4302万7100
au(KDDI) 1558万 1441万 783万(BREW) 1072万 1430万 1569万6900
ボーダフォン 1223万4200 387万2700 853万3500 - 非公開 1300万1900
 「ムービー」は撮影した動画をメールで送信できる端末を指す。「Web」はボーダフォンは対応機種台数、ドコモとauは契約数

PHS、アステル契約者は全体の1割減

 PHSでは、DDIポケットが純増、ドコモとアステルグループが純減という構図は変わらず。

 特に各地域で撤退が相次ぐアステルグループは(2004年11月30日の記事参照)、現契約者の約1割にあたる3万8400の純減。残る契約者は35万5200となってしまった。

グループ名 2004年12月純増数 累計
DDIポケット 1万1700 295万6200
ドコモ -2万2200 139万1900
アステルグループ -3万8400 35万5200
累計 -4万8900 470万3300

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