「338」は、英、伊などで“3”というブランドで3Gを展開している香港のHutchison向けの3G端末(2004年11月25日の記事参照)。1.3メガピクセルカメラを内蔵し、サイズは94.8×47.1×23.3ミリ。昨年末から店頭に並んでいる。3G端末としては、同じく“3”向けに昨年夏より提供している「e228」も展示された。
NECは、欧州初の3G端末サプライヤの1社でもある
欧州市場向けGSM/iモード端末としては、ミッドレンジ〜ハイエンドの「N411i」「N401i」、ローエンドの「N343i」「N342i」が展示された。それぞれ、対応するWAP端末がある。同社は、オランダ、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランス、スペイン、ギリシャの7カ国でiモード端末を提供している。
欧州iモードにとって、年末商戦の主力製品だった「N342i」。重さは90グラムで、画面は1.8インチQVGAのTFT液晶
「N232i」のWAP版となる「e101」
左から1.3メガピクセルカメラを搭載した「N441i」、「N343i」、「N401i」のWAP版「e242」
ほかにも参考商品として、中国市場向けの製品が展示されていた。いくつか紹介しよう。
クレジットカードサイズの携帯端末「N923」(左)。厚さは9.6ミリで重さは62グラム。すでに中国市場で販売が開始されている。両手で操作することを想定した「N208」(右)
ブースでは、W-CDMAの新通信方式HSDPAの端末も展示。「NB-880」を会場に設置し、下り最大8661kbpsを実現
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CeBIT Asia 2004で、目をひくのはNECブース。高機能・斬新なデザインの端末がそろっており、意気込みが伝わってくる。背景には中国市場で同社がNokiaに水をあけられており、新端末でテコ入れを図る構図もある。
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