FeliCa端末もカンヌ入り〜ドコモとNEC3GSM World Congress 2005(2/3 ページ)

» 2005年02月17日 20時48分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

ロシア、英mmO2、イスラエルも──広がるiモード

 海外関係者の間でのiモードへの関心は、相変わらず高い。iモードブースでは、iモードアライアンスにより仏市場でiモードを展開しているBouygues Telecomのスタッフがデモを実演していた。iモード進出国は少しずつ増加中。欧州地域ではイスラエルが加わり、現在世界14カ国に広がった。先日には英大手キャリアのmmO2と提携を発表、待望の英国市場での展開も間近だ。

オレンジ色がiモード展開国。ロシアの参加により、地図が大きく塗り変わった
Motorolaのブースでは、同社初のiモード端末「E378i」(2月16日の記事参照)が展示されていた

 “海外とiモード”という点では、昨年末に開始したローミングアウトサービスも紹介(2004年4月28日の記事参照)。日本のiモードユーザーが、3G/GSM端末にSIMカードを入れれば、海外でも同じ番号で電話の発受信ができるというサービスで、もちろんiモードコンテンツも利用できる。現在、「N900iG」のみが対応機種となる。これは、ドコモのもう1つの柱である“グローバル”を実現するサービスに位置づけられる。

「N900iG」。料金はA地域(北米・欧州など)が最低50円(50パケットまで)〜

NECは最新3G端末を展示

 NECのブースでは、欧州最小・最軽量という3G端末「338」など、最新の3G端末、GSM/iモード端末などが並んだ。

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