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» 2005年02月23日 00時16分 公開

SuperAG【すーぱーえいじー】

無線LANの高速化技術の1つ、それがSuperAGだ。

[江戸川,ITmedia]

 SuperAG(SuperA/G)は、米Atheros Comunicationsが開発した無線LANの高速化技術。同社の技術にはIEEE802.11gに準拠したSuperGと、IEEE802.11a/gに準拠したSuperAGがある。国内ではNECやコレガ、バッファローなどがSuperAG対応の無線LAN機器を発売している。

 SuperAGは、フレームバースト技術、無線ネットワーク最適化技術、リアルタイム圧縮技術などを使うことで、標準のIEEE802.11a/gに比べおよそ1.5〜2倍の高速化が可能。Dynamic Turboモードによって最大108Mbps、実効スループットでは40Mbpsから60Mbps超を実現するという。

※本文中に登場するDynamic Turboモードは、電波法の関係で日本国内では提供されておりません。

 SuperAGを利用するには、アクセスポイントと無線LANアダプタのどちらの機器にも同機能に対応したAtherosのチップが実装されている必要がある。もちろんSuperAGの搭載されていない他社のIEEE802.11a/g機器との接続も可能だが、この場合は高速化はされない。

 アクセスポイントの設定においてSuperAG機能がオンになってさえいれば、クライアント側の操作は何も必要ない。導入が簡単な割に効果が高いので、無線LAN機器の購入の際の1つの目安になりそうだ。またアップデート用としてSuperAG対応の新ファームウェアを出しているメーカーもある。

 SuperAGは、VoIPやストリーミングなど、高速なデータ転送を要求するアプリケーションに適している。圧縮技術も使えるが、既に圧縮されているJPEGファイルやZIPファイルなどでは効果が薄い。

SuperAGロゴ

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