Samsung、マルチメディア無線LAN携帯を発売へ

» 2005年03月23日 19時22分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Samsung Electronicsは間もなく、マルチメディア機能と無線LANサポートを搭載したWindows Mobileベースのスマートフォンを韓国で発売する。

 この「SPH-M4300」はCDMA端末で、OSは「Windows Mobile 2003 for Pocket PC Phone Edition」。一見したところPDAのように見える。フロントパネルには2.8インチQVGA TFT液晶(240×320ピクセル)が搭載され、その下に方向キーや機能ボタンが置かれている。液晶画面の部分を上にスライドさせると数字キーが現れる。

 ほかには1.3メガピクセルカメラ、赤外線ポート、SDカードスロットを装備し、128Mバイトのフラッシュメモリと64MバイトのSDRAMを搭載する。

 SPH-M4300は3月末から4月初めごろに韓国で発売され、携帯キャリアのKTFから販売されるとSamsungの広報担当エリン・リー氏。

 この端末はKTFおよび関連会社のKT Corp.が提供するマルチメディアサービスに対応する。KTの802.11b無線LANサービス「NESpot」を介して、ユーザーはWebアクセスやインスタントメッセージング(IM)、電子メールなど従来のネットサービスに加え、主要韓国TVネットワークのストリーミングやビデオ・オン・デマンドサービスにアクセスできる。Word、Excel、Outlookのモバイル版もインストールされ、KTFの無線インターネットサービス「magicn」もサポートしている。

 サイズは114×59×25ミリで、重さは184グラム。価格は700米ドル程度で、今のところ国外で販売する計画はないという。

 この端末はSamsungが提供している数モデルのWindows Mobile携帯うちの1つ。最近ドイツのハノーバーで開催されたCeBITで、同社はWindows Mobileと3GバイトHDDを搭載したGSM端末「SGH-i300」を発表した(3月11日の記事参照)。同社はこの端末を国外で販売する計画だが、CeBITでは立ち上げスケジュールを発表しなかった。

 Microsoftは最近、韓国にモバイルソフト・サービス向けの研究開発センターを開設した。同社はこの新しいセンターに向こう3年で3000万ドルを投じる予定で、同国のノウハウを活用し、地元の端末メーカーに接近する上で役に立つと期待している。

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