エイベックス、音楽配信を本格化

[ITmedia]

　エイベックスネットワークは6月15日、携帯電話向け音楽配信サイト「ミュゥモ」をスタートした。着メロや着うたを先行配信してCDやDVDのプロモーションに生かすほか、年度内にはPC向け音楽配信サービスとも連携する予定。ソーシャルネットワーキング（SNS）などのコミュニティ機能も追加し、国内最大級の音楽関連ポータルを目指す。

　6月15日にボーダフォンライブ！向けを、16日にEZweb、iモード向けを開始し、着メロ、着うた、着うたフル（auのみ）を合計1万曲以上提供する。CD未発売のコンテンツやアーティストのコメント、インタビューなども配信する。

　アーティストグッズやライブチケットの販売も行う予定。PCの音楽配信サービスと連動し、ユーザーの楽曲レビューやSNS、ブログといったコミュニティ機能を順次追加する。エイベックスファンだけでなく、音楽ファン全体をとりこんだ国内最大級のプラットフォームを目指す。

　マーケティングなど運営の一部は、ネットオークション「ビッダーズ」を運営するDeNAに委託する。

　エイベックスグループは4月に公表した中期計画で、音楽配信に本腰を入れ、各種コンテンツを強化した最大級の配信プラットフォームを構築する方針を掲げている。

　新サービスの月額利用料は以下の通り。

サービス名	コンテンツ	月額利用料
avexめろ♪ミュゥモ	着メロ	105円コース／315円コース
avexうた♪ミュゥモ	着うた	315円コース／525円コース
avexうたフル♪ミュゥモ	着うたフル、auのみ	315円コース