5Mピクセルの携帯カメラモジュール続々CEATEC JAPAN 2005

» 2005年10月04日 18時43分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 300万画素クラスで一息ついた感のある、携帯カメラの高画素化だが2006年にかけて、もう1段画素が増加しそうだ。CEATEC JAPAN 2005会場では、各社で「5Mピクセル」の携帯向けカメラの開発ロードマップを見ることができる。

カシオ電子デバイスのカメラモジュール開発ロードマップ

 カシオ日立モバイルコミュニケーションズ向けに、200万画素、320万画素のCCDカメラモジュールを提供しているカシオは、次のステージとして500万画素のカメラモジュールを開発中だ。2006年早々には、200万画素CMSモジュール、続いて300万画素CMOSモジュールを投入。2006年4月には500万画素CMOSモジュールを計画している。

 500万画素モジュールの受光素子サイズは1/2.5。メカシャッターを備え、10センチ〜∞までのオートフォーカス機構を備える。F値は3.5。サイズは16.1×18.5×9.7ミリを予定している。

 これまでCCDを使ってきた同社だが、「流れとしてはCMOS」ということで、いずれもセンサーにはCMOSを使う。またオートフォーカスのアクチュエータにはステッピングモーターに代わりピエゾ素子を使う(5Mモジュールはステッピングモーター)。

 また同社は、今後の開発テーマとして、

  • センサー高感度化によるシャッタースピード高速化と手ブレ低減
  • 厚みを抑え耐ショック性を高めたリニアズームの開発
  • Qualcommのベースバンドチップ内のDSPとの直接接続

を挙げている。

 同じく5.2MピクセルのCMOSカメラモジュールを開発中なのはSTマイクロだ。2620×1984ピクセルの撮影が可能で、素子サイズは1/2.5。2006年には量産開始予定としている。

STマイクロのモジュール開発ロードマップ

 モジュールだけではなくカメラ周辺LSIも高画素化に向けて動いている。10月4日、NECエレクトロニクスは5Mピクセルのカメラモジュールに対応したシステムLSIを発表。10月11日からサンプル出荷を始める。既に量産体制を確立しており、月産100万個規模の量産を行っていくという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月16日 更新
  1. 「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応 (2026年04月15日)
  2. 値上げのソフトバンクが仕掛ける「PayPayカード ゴールド」シフト、新プラン移行の障壁になる懸念も (2026年04月14日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. 「OPPO Find N6」は31万円超だが「中国以外では最安」 “におわせ投稿”もおサイフケータイはなぜ非対応? (2026年04月15日)
  5. 世界最薄折りたたみを更新! 限界を目指すHONORの挑戦をSamsungと比較 (2026年04月15日)
  6. OPPO Find N6が「折り目ほぼゼロ」を実現できた理由 “品質に厳しい”日本に投じる自信 (2026年04月14日)
  7. 約1万円のソニー製ワイヤレスイヤフォン「WF-C700N5」 ノイキャン対応の小型モデル (2026年04月15日)
  8. Google Geminiが「あなた個人に適した回答」を “パーソナル インテリジェンス”日本で提供 (2026年04月15日)
  9. Y!mobile、約5.5万円の中古「iPhone 14(128GB)」が半額に 4月17日まで【スマホお得情報】 (2026年04月14日)
  10. 「OPPO Find N6」速攻レビュー 折り目は本当にない? AIペンの使い心地からカメラ画質まで徹底検証 (2026年04月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年