薄さ14.9ミリ、世界最薄3G──Samsung製の「804SS」

» 2006年01月18日 15時44分 公開
[ITmedia]

 ボーダフォンは、“最も薄い3Gケータイ”とうたう、韓Samsung製の3G端末「804SS」を開発、3月中旬以降発売する。販売価格は新規で1万5000円前後となる見込み。カラーバリエーションは、ブラックとオレンジの2色。

薄型ボディに音楽プレイヤー機能やPC連携機能を搭載

 ボーダフォンでは804SSを「ヤングビジネスマンに向けた端末」(ボーダフォンプロダクト・サービス開発本部長の太田洋氏)と位置づけており、PC連携機能や音楽プレーヤー機能を備えた、多機能な端末に仕上がっている。

 14.9ミリという薄さ、105グラムという軽さのボディに2.3インチのメイン液晶や130万画素CMOSカメラ(AFなし)、ステレオサイドツインスピーカー、140Mバイトの大容量メモリを搭載。音楽機能も充実しており、ダウンロードした着うたや、音楽CDからPC経由で端末に取り込んだ音楽(AACデータおよびセキュアMP3データ)を再生できるほか、プレイリストを作成可能。背面には閉じたまま操作可能な音楽専用キーも用意される。

背面液晶の下部には、音楽プレイヤー機能で利用できるボタンが付いているほか、ステレオスピーカーを装備(左)。[1]キーの長押しで留守番電話、[*]キーで大文字小文字切り替え、[#]キーで逆トグルなど、日本向け端末としてオーソドックスなキー配列。キーは左右3つがつながったフレームレスキー(右)

 外部メモリスロットは付いていないが、本体側面のUSB端子でPCに接続し、データのやりとりができるようになっている。USB端子の形状はSamsung独自のもので、ヘッドホン端子と共用。PCとつないで音楽データを転送したり、充電器につないだりするのに利用する。

左側面には、音楽プレイヤー機能で利用する音量調節用ボタンが配置されている(左)。右側面には、カメラのシャッターボタンとUSB/ヘッドフォン端子が配置されている。USB端子はSamsung独自の平型タイプ(右)

 WordやExcel、PowerPointなどのビジネス文書を閲覧可能にするビューワを搭載するなど、ビジネス利用に便利な機能も装備する。Vアプリ(メガアプリ)、Bluetooth、IrDAなどを備えるほか、受信したメールを3Dアニメーションで表示する「デルモジ」機能(1月18日の記事参照)に対応している。

ユーザーインタフェースは日本型

 当初、ボーダフォンの3G端末はユーザーインタフェースが世界共通になっており、日本のユーザーからは不満の声が大きかった(5月25日の記事参照)。804SSでは日本式のユーザーインタフェースを採用している。Flashを利用した9分割のメニュー画面は、日本のユーザーにはなじみやすいものだ。[メニュー]−[0]を押せば自局の電話番号が表示される。

 日本語入力は、オムロンソフトウェアが開発する携帯電話向けソフト「Wnn」が搭載されているが、バージョンは明らかにされなかった。

メニュー画面にはFlashを採用。項目はなじみやすい9分割のものだ(左)自転車を漕ぐアニメーションが背景で動く(中)。[メニュー]−[0]を押せば自局の電話番号が表示される(右)
厚さ21ミリのV403SH(上)と比べると、804SS(下)の14.9ミリという薄さがよくわかる。特に上ぶた部分の薄さが際だっている
ヒンジ部分にはアクセントなのか赤いゴム製のパーツがあった。ただし、これは単に上ぶたを開いたときに適度な角度を持たせるためのもののようだ
機種名 804SS
通信方式 W-CDMA、GSM(900/1800/1900MHz)
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×99×14.9ミリ
重さ 約105グラム
カメラ メイン:有効画素数130万画素CMOS、サブ:30万画素CMOS
連続通話時間 約155分(W-CDMA)、約200分(GSM)
連続待受時間 約290時間以上
外部メモリ ×
メインディスプレイ 2.3インチQVGA 約26万色TFT液晶
サブディスプレイ 1.07インチ128×128ピクセル TFT液晶
そのほか Vアプリ(メガアプリ)、メールアート、USB接続、PCリンク機能、Bluetooth、Macromedia Flash、赤外線、TVコール、国際ローミング、バイリンガル
ボディカラー ブラック、オレンジ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月16日 更新
  1. 異例の「iPhone Air」投げ売りはなぜ起きている? 定価29.5万円の1TBモデルが、いま18.4万円で買える3つの理由 (2026年10月15日)
  2. 「iPhone Air」本音レビュー:使って分かった「バッテリーの持ち」と「ケース選び」の悩ましさ (2025年10月10日)
  3. 「友達だけ」のはずが、なぜXで拡散? 看護師の患者撮影動画が流出した「setlog」の“抜け穴”とBeRealとの違い (2026年10月16日)
  4. 楽天モバイルのオリジナルAndroid端末にパッチ未提供の脆弱性 対象端末の利用者には機種変更を推奨 (2026年10月14日)
  5. AppleCare+なしで修理費最大27万超の「iPhone Duo」を守るなら? 年間2万も差が出る、スマホ保険を検討してみた (2026年10月15日)
  6. 7型ディスプレイ搭載「Apple HomeView」発表 Siri AIと顔識別で家族全員に「欲しい情報」を届ける (2026年10月13日)
  7. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  8. 「iPhone Duo」のAppleCare+なし修理費用が明らかに 最大27万円超、折りたたみ画面の損傷は18万円超に (2026年10月15日)
  9. 日本未発売の3つ折りスマホからEV、巨大な「欧州風」研究拠点まで――Huawei深セン・東莞拠点を歩く (2026年10月15日)
  10. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー