手ブレ補正機能は善し悪しあるが効果的。全体的に見るとよいできの「D902iS」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2006年06月20日 00時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

デジタル手ブレ補正機能は960×1280ピクセル以下で有効

 D902iを引き継いで撮影機能は非常に豊富。実にいろんな撮影に対応してくれる。「MENU」キーを押して表示されるメニューから操作してもいいが(これだと画面いっぱいを使ってメニューが出てくるので、特に24種類もある撮影モードを切り替える場合は分かりやすい)、左右のキーを押すとダイレクトに画面上にあるメニューバーにアクセスできるのでこの方が便利だ。

photo 左右のキーを押すとメニューバーへのアクセスとなる。左右キーか「スピードセレクター」の回転で項目を選び、上下キーで選択する。これは手ブレ補正のオート/オフを選択するところ
photo 「MENU」キーを押すと普通の画面を使ったメニューが表示される
photo 撮影モードもメニューから開くと一覧から選べる

photo 項目の移動やデジタルズーム操作なども行える「スピードセレクター」

 この際、項目移動にセレクターの回転機能が使える。クルクルと回して項目を決めて上下キーで設定するという仕組みだ。なお、撮影時はスピードセレクターの回転はデジタルズームに割り当てられる。

 メニューバーには新しくソフトウェアによる手ブレ補正機能が追加された。ただし、どの画像サイズでも有効になるN902iSに対して、D902iSは960×1280ピクセル以下の時だけ有効になる。130万画素相当だ。200万画素相当以上のサイズの時は手ブレ補正はオフになるわけで、特に大きなサイズで撮りたいというとき以外は960×1280ピクセルにしておいた方が何かと便利かもしれない。

 撮り比べてみると確かに効果はあるが、N902iSのように複数枚を高速連写し、ズレをチェックして合成という仕組みではないようだ。手ブレ補正を「オート」にすると増感されてシャッタースピードが上がると同時に、ブレを目立たなくするような処理をかけていると思われる。

 よって、手ブレ補正がかかった方が増感によるノイズは増える。

 下のサンプルの場合、手ブレ補正オフの時はISO180だったが、オンのときはISO500となった。「わざと手を少し震わせながら撮った」ところ、手ブレ補正をオンにした方が明らかにブレなかった。


photophoto 手ブレ補正オン/オフ時の違い,手ブレ補正オン(写真=左)とオフ(写真=右)の違い

 フォーカスロック機能と手ブレ補正以外はD902iと同じと思ってよさそうだ。

 このシリーズの特徴である豊富なシーンモードも健在。感度アップ、超感度アップ、スポット測光、グルメなどなかなか種類が多くて楽しいところである(2006年4月3日の記事参照)

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